静岡県河津町内の小・中学生が「議員」となって町の当局に質問や提案をする「子ども議会」が8月6日開かれました。
<議長の中学生>
「ただいまから令和6年河津町子ども議会を開催し、直ちに本日の会議を開きます」
河津町では、子どもたちの声を町づくりに生かそうと2018年から「子ども議会」を開いています。6日は、町内の小中学校に通うあわせて6人が「議員」として参加。河津小学校の5年生は、学童保育の暑さ対策について質問しました。
<河津小5年 若宮光佑さん>
「僕たちが通っている学童では、夏の暑い日に全員で部屋内にいます。踊り場がありますが、エアコンがなく、体育館とつながっているので、エアコンがあっても効きません」
<河津町 岸重宏町長>
「(冷房が効いた)一室を年間を通して放課後児童クラブで使用できないか、校長先生などにお願いをしてまいりました」
そのほか、町の知名度アップや河津桜を新たに植えることを求める質問もあり、岸町長は「子ども議会を通して政治や街づくりに関心を持ってほしい」と語りました。