厳しい暑さが続く中、静岡県掛川市内の中学校では7月10日、熱中症の予防や対処方法を学ぶ講習会が開かれました。
掛川市立城東中学校で開かれた講習会は、運動中に熱中症などの症状が出た際に適切な対応ができる生徒を増やそうと、部活動に所属する生徒の代表が参加しました。
救命活動に携わる市民団体が講師を務め、脱水症状や寝不足などは熱中症になりやすい要素だと紹介した上で、活動前の体調チェックと水分補給の大切さを伝えました。また、熱中症への対処として、霧吹きや濡れタオルを使い、体を冷やす方法などを体験しました。
<バレーボール部の生徒>
「初めてやりました。霧吹きを持参したり、部活で用意してなかったので準備をしておこうと思う」
<野球部の男子生徒>
「自分はキャッチャーやっているので、(今年は)特に暑く感じます。(部員には)自分で冷たいタオル用意して自分でも対策をして備えてもらいたい」
生徒たちはAEDの使い方も体験し、何かあった時に自分たちで対応できる力を身につけていました。