スマートハウス 次世代自動車 補助金申請受け付け 浜松市
浜松市は１５日から、本年度のスマートハウス・次世代自動車補助金の申請を受け付ける。省エネ住宅や創エネ設備、電気自動車（ＥＶ）などの購入費を補助することで家庭での脱炭素化を後押しし、２０５０年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルに向けた取り組みを推進する。
申請件数が例年右肩上がりにあるため、本年度は当初予算ベースで前年度比６１００万円増の１億７８００万円を確保した。限られた予算の中で多くの市民に制度を活用してもらおうと一部で補助額を下げた。
エネルギー消費量が実質ゼロの住宅「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（ＺＥＨ、ゼッチ）」の新築（上限２０万円）をはじめ、家庭用蓄電池とヴィークル・トゥ・ホーム（Ｖ２Ｈ）充放電設備（各８万円）、エネファーム（５万円）、太陽熱利用システムと太陽光発電システム（各２万円）の導入を支援する。
次世代自動車はＥＶ（上限６万円）に加え、燃料電池自動車（ＦＣＶ）を対象とし、１０万円を補助する。
市カーボンニュートラル推進事業本部の担当者は「補助制度をきっかけに家庭部門での脱炭素化、二酸化炭素（ＣＯ２）削減につながってほしい」と話した。
市ホームページに要綱や手続きを掲載している。締め切りは２５年３月１７日。問い合わせ、申し込みは同事業本部＜電０５３（４５７）２５０２＞へ。
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