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浜松大河ドラマ館 64万314人来場 岡崎と静岡を上回る見通し

 浜松市は15日、中央区の浜松城そばで14日まで営業した「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」の合計来場者数が64万314人だったと発表した。8日に閉館した岡崎大河ドラマ館(愛知県岡崎市)の63万6420人を超えたほか、28日閉館予定の静岡大河ドラマ館(静岡市葵区)も上回る見通し。

浜松城そばにオープンし、観光客でにぎわった浜松大河ドラマ館=浜松市中央区
浜松城そばにオープンし、観光客でにぎわった浜松大河ドラマ館=浜松市中央区

 浜松大河ドラマ館は23年1月22日にプレオープンし、3月1~17日の休館期間を経て同18日にグランドオープン。計341日間営業した。来場者数は17~18年に浜名区細江町に開設された「おんな城主 直虎」の大河ドラマ館78万923人に及ばなかったが、国内外から団体客が訪れ、コロナ禍で落ち込んだ観光業の回復に好材料となった。
 23年5月の浜松まつりに合わせて実施した俳優松本潤さんらの騎馬武者行列が全国の関心を集め、限定映像や展示物を頻繁に更新するリピーター獲得策も話題となった。
 閉館後、市のSNSには「また観光に来たい」などのメッセージが50件以上寄せられた。市観光・シティプロモーション課の担当者は「目標の50万人を大きく上回り、好意的な声を多数いただけてありがたい」と話した。市は2023年度中に今回のドラマの経済効果を算出し、発表する。

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