富士登山期前に山麓5市町PR 29日まで都内
富士登山シーズンを前に山麓5市町の観光や特産品、登山の情報を発信する「しずおか富士山PR展」(しずおか富士山利活用推進協議会主催)が28日、JR東京駅前の商業施設「KITTE丸の内」で始まった。29日まで。
富士市がブランド化を進めるほうじ茶を水出しで提供したり、富士高砂酒造(富士宮市)が試飲コーナーを設けたりした。トウモロコシなどの野菜や菓子類も並び、人気を集めた。登山情報のブースでは本県側の3登山道のアクセス情報に加え、協議会が推奨する「富士下山」や、富士宮市が制作した世界遺産の構成資産と観光名所のVR(仮想現実)動画を紹介した。
富士山観光交流ビューローの土屋俊夫専務理事は「今夏は外国人を含めて登山客の増加が見込まれる。最高のお出迎えをして山麓市町をゆったり巡ってもらいたい」と話した。
29日は午前11時から午後6時半まで。
(東京支社・中村綾子)