マルベック種ワインで乾杯 アルゼンチン大使館で酒業界発展祝う
酒類販売のヴィノスやまざき(静岡市葵区)とアルゼンチン大使館はこのほど、アルゼンチンのワイン産業発展を祝う「ワールド・マルベック・デー」(17日)に合わせたイベントを東京都港区の同大使館で開いた。約60人が同国の代表的な赤ワインのブドウ品種「マルベック」のワインを味わった。
日本とアルゼンチンの外交関係樹立125周年や同社の創業110周年を記念して企画した。新型コロナの影響で同様のイベントは3年ぶりといい、セサル・カンポイ臨時代理大使は「マルベックはわが国を象徴する品種。郷土料理とともに楽しんで」と呼びかけた。種本祐子社長は「アルゼンチンワインは品質と味を重視する静岡の顧客に長年選ばれている」と話し、集まった両国の関係者と乾杯した。
同社は約15年前からアルゼンチンワインを取り扱う。取引する現地のワイナリーから10種以上のワインを用意し、愛好家に提供した。