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沼津にコストコ再販店「イーコスト」 17日オープン

 沼津市に17日、米国系会員制大型スーパー「コストコ」の再販店「イーコスト」がオープンする。静岡県内では御殿場店に続き2店舗目。正規店より割高だが、年会費なしでコストコの人気商品が購入できる。

17日にオープンするコストコ再販店「イーコスト」=13日、沼津市
17日にオープンするコストコ再販店「イーコスト」=13日、沼津市
17日にオープンするコストコ再販店「イーコスト」=13日、沼津市

 コストコから仕入れたサンドイッチやチキン、トイレットペーパーなどの食品や生活用品の一部を扱う。顧客が試しやすいよう商品によっては小分けで販売する。
 オーナーの守脇博幸さん(53)=富士宮市出身=によると、コストコのない県東部は需要が高いと判断した。1月末に御殿場市内にオープンした県内初の再販店が軌道に乗ったため、2店舗目に踏み切った。物流の利便性と集客の観点から、国道1号バイパスの至近で、同市の大型商業施設「ららぽーと沼津」南側を選んだ。状況次第で富士市への進出も検討するという。
 守脇さんは「コストコの商品が身近に購入できるようになる。多くの人に足を運んでもらいたい」と期待する。
 営業時間は午前11時~午後8時。駐車場は20台ほど収容可能。
 (東部総局・高橋和之、天羽桜子)

 新規出店相次ぐ 沼津再開発計画進む
 コストコ再販店の進出が13日、明らかになった沼津市内ではJR沼津駅南口を中心に新規の出店や再開発計画が進む。小規模だがブランド力を持つ店の開業は、新たな出店の呼び水になる可能性を持っている。
 駅南口では、アーケード名店街と、仲見世と大手町の両商店街に囲まれたエリアの再開発が具体化。鉄道高架化事業が加速する中、中心街の再開発は手堅く進むとみられる。
 一方、コストコ再販店は郊外にあり、周囲には「ららぽーと沼津」やニトリといった店が並ぶ。郊外を含めた市北部の出店などの動きが、今後緒に就くことも想定される。

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