茶況(12月6日)屋外で入れたてを島田で携帯茶講座
屋外で茶を楽しむことをテーマにした講座「携帯茶の楽しみ方」がこのほど、ふじのくに茶の都ミュージアム(島田市金谷富士見町)で開かれ、約50人が持ち運びに便利な急須を使って茶の入れ方を学んだ。
日本茶ワークショップなどを手がける「チャイチワークス」(東京都)代表の市川雅恵さんが講師を務めた。自然の景色を楽しみつつお茶を入れる体験が増えていることや、アウトドアブームを受けてカジュアルな野だてセットが登場していることを紹介し「屋外で茶器を使うことで非日常感が加わり、大きなリフレッシュ効果が期待できる」と話した。
参加者は市川さんのアドバイスを受けながら、持ち手がなくコンパクトな急須の宝瓶(ほうひん)を使って県内産の普通煎茶を入れ、菓子と一緒に味わった。