• X
  • Facebook
  • LINE

大学生と地域住民、約30人が一緒に公園を整備 「緑あふれる静岡を目指して」学生たちの想いが地域を動かした

しずコネにプレスリリースを投稿してくれた県内3大学(静岡県立大学・常葉大学・静岡大学)の学生でつくる団体「みどりでまちラボ」は毎月、地域住民と一緒に公園愛護活動※に取り組んでいます。今回はしずコネ事務局のメンバーが実際に活動に参加し、学生たちの想いを探りました。

※公園愛護活動・・・・地域住民がボランティアで身近な公園の清掃や草引き、花壇の手入れなどを行う地域活動のこと

「静岡の公園を緑でいっぱいにしたい」

活動の始まりは、2025年に静岡市が実施した学生向けプログラム「SDGsユースアクションラボ」。静岡県立大学、常葉大学、静岡大学の3人の学生が「静岡の公園を緑でいっぱいにし、心が癒される街にしたい!」という提言を静岡市長に行ったことがきっかけでした。

提言だけで終わらず、学生たちは自ら静岡市清水まちづくり推進課に相談。市のアドバイスを得ながら県立大学近くのひょうたん塚公園で、昨年11月から月1回の公園愛護活動を続けています。今回で7回目の開催です。

スタート時は3人だったメンバーも、現在は9人に増加。少しずつ仲間を増やしながら活動を広げています。

緑を植えるなら5月!

これまでの参加者は毎回5人ほど。緑を植える前にまずは公園の整備ということで、これまでは花植えをせず主に清掃活動をしていました。しかし今回は、いつもとは少し事情が違いました。

リーダーの高塚さん(静岡県立大学・3年生)には、「緑を植えるなら5月。この時期に花を植えたかった」という強い想いがあったといいます。そこで今回は、SNSや口コミを通じて積極的に参加を呼びかけました。

すると、その想いに応えて地域も動き始めました。清水区谷田自治会の横山会長が、自治会の公式LINEやひょうたん塚公園で毎朝ラジオ体操をしている住民へ声掛け。さらに、草薙のまちづくりに長く関わっている工学院大学・遠藤研究室の学生たちも加わりました。

当日は、学生・自治会・一般参加者あわせて29人が集合。多くの人のにぎやかな声と笑顔が広がっていました。

草刈り、ゴミ拾い、花植え…世代を越えて一緒に作業

活動では、草刈りやゴミ拾い、花壇への花植えなどを1時間半にわたって実施しました。

学生同士だけでなく、地域住民との会話を楽しみながら一緒に作業する姿も多く見られました。活動を終えるころには、公園の景色だけでなく、参加者同士の距離も少し近づいたように感じました。

高齢化で難しくなっていた公園の維持

もともと、この公園は自治会老人会が中心となって維持・管理をしていました。しかし、高齢化により老人会は解散。継続的な清掃や管理が難しくなっていたといいます。

横山会長は「学生が主体となって活動してくれると、自治会としてもとてもありがたい」と話します。

静岡市清水まちづくり推進課の堀井さんも期待を寄せます。

公園の維持管理は自治会主体で取り組んでいただいているところが多いが、高齢化等の理由で継続が難しいという課題を抱える地域が増えている。。学生主体になれば、代替わりしながら活動が続いていく可能性がある。」

「変化を続けながら活動していきたい」

みどりでまちラボのリーダー・高塚さんは、「継続はもちろん、参加者に飽きられないよう変化を続けながら活動していきたい」と今後の意気込みを語ってくれました。

大学生が中心となり、地域と一緒に公園を育てていく「みどりでまちラボ」。“公園をきれいにする活動”でありながら、人と人をつなぐ場にもなっています。

この指とまれ!
活動は月1回開催中で、誰でも参加可能で、まずは見学からでもOKです。詳細は「みどりでまちラボ」Instagramをチェックしてみてください。

役立ったらシェアお願いします 役立ったらシェアお願いします
  • X
  • Facebook
  • LINE
TOP