東海道新幹線は3月14日、豊橋駅(愛知県豊橋市)のポイントが動かなくなるという不具合で、2度、運転を見合わせました。この影響で、東海道・山陽新幹線は現在も遅れが発生しています。
JR東海によりますと、14日午前9時半ごろ、豊橋駅でポイントが動かなくなり、浜松駅~三河安城駅(愛知県安城市)の間の上下で、約20分にわたって運転を見合わせました。
さらに、午後1時20分ごろにも同じポイントで不具合が起き、今度は下りは東京駅~名古屋駅、上りは新大阪駅~静岡駅間で運転を見合わせました。約1時間後に運転を再開しましたが、東海道・山陽新幹線の広い区間で遅れが発生しました。
JR静岡駅では、同日午後3時時点で、最大で40分ほどの遅れが出ていて、多くの乗客が改札前に設置されたホワイトボードを見て情報を確認していました。
<博多からの日帰り客>
「午前中もトラブルに巻き込まれ、告別式にちょっと遅れてしまった」
<東京からの日帰り客>
「最近、新幹線絡みで(トラブルを)聞くことが多いから、大丈夫かなと心配はしている」
JR東海が、トラブルの原因を調べています。