2月21日、静岡県富士市の障害者施設で2人が死亡した火災を受け、静岡市消防局は、類似した施設を対象に緊急の立ち入り検査を実施しました。
静岡市消防局が2月23日から緊急の立ち入り検査を始めたのは、静岡市消防局管轄の3市2町にある入居を伴う福祉施設などです。立ち入り検査では、施設の担当者とともに自動火災報知設備や消火器などを点検し、点検の実施状況や正常に動くかどうかなどを確認しました。
<静岡市消防局駿河消防署 原口直之参事兼予防係長>
「避難管理とか火災の初期の行動等を助言してアドバイスしました。まだまだ空気の乾燥する日が続きますので、火の取り扱いには十分注意していただきたいと思っております」
静岡市消防局は、3月末にかけて約170の施設を対象に立ち入り検査を実施していくとしています。