「車内もディズニーでいっぱい」東海道新幹線の特別塗装列車『Wonderful Dreams Shinkansen』運行へ 車内案内メロディーは「輝く未来」

夢の列車が静岡を駆け抜けます。ディズニーのキャラクターが描かれた東海道新幹線の車両が2月17日、報道陣に公開されました。東海道新幹線では史上初めてという特別な塗装を施した車両。ファンタジーな世界観に包まれた全貌とは?

JR東海浜松工場に登場したミッキーが紹介したのは、いつもと違うデザインの新幹線。アナやエルサ、ラプンツェルにピーターパンといったディズニーのキャラクターが描かれています。この列車が、2月21日から東海道新幹線に導入されるのです。

<JR東海 丹羽俊介社長>
「Wonderful Dreams Shinkansenという名前の通り、より多くのお客様がこの新幹線に乗って夢の中にいるような気持ちになって頂きたい」

JR東海とオリエンタルランドが2月17日に公開したのは「Wonderful Dreams Shinkansen」。今回描かれたキャラクターには、ある共通点があります。

2024年6月、ディズニーシーに新たにオープンした「ファンタジースプリングス」。魔法の泉が導くファンタジーの世界は東京ディズニーリゾートの新たな目玉となっています。

<オリエンタルランド 横井香織広報部長>
「ファンタジースプリングスという新しいエリアをテーマにさせていただき、東京ディズニーリゾートに向かう皆さまが乗る前から素敵な旅になるように」

この新しい施設をPRしたいディズニー側と旅行客を増やしていきたいJR東海の狙いが一致し、今回のコラボが実現しました。列車の中も、特別仕様になっています。

<浜松総局 寺坂元貴記者>
「こちらが車内なんですが、ディズニーでいっぱいです。座席のヘッドカバーにもキャラクター、座ると目の前のテーブルにもステッカーが貼られています」

仕掛けは、これだけではありません。車内案内のメロディーはもちろんディズニーソング。映画「塔の上のラプンツェル」の楽曲「輝く未来」です。

1964年に開通した東海道新幹線。60年を超える歴史の中で、塗装が全面に施された列車が登場するのは今回が初めてです。

2月21日から9月中旬まで、期間限定で走る夢の新幹線。主に「ひかり」「こだま」で運行される列車は週末は1日2往復、月・火・木曜日は1日1往復する予定です。

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