開花の遅れが、伊豆半島最大のイベントの期間に影響です。河津桜まつりの運営委員会が2月10日開かれ、まつり期間の延長を決めました。
伊豆半島に春の訪れを告げる河津桜。しかし、寒さの影響などで開花が遅れ、まつりが始まって1週間以上経つ10日も花がわずかに見られる程度でした。
10日午前、町役場に集まったのはまつりの運営委員会のメンバーです。会合で、2月28日までだったまつりの期間を延長することを決めました。
静岡県の担当者が13日に発表する最新の開花予測を確認した後、まつり期間について、3月2日もしくは9日までに伸ばすのかを発表する予定です。
<河津桜まつり 関圭宏運営委員長>
「今年はこんなに寒いことは初めてなぐらいなものだから、我々も正直戸惑ってしまっているが、その分、逆に河津桜が長く楽しめるように我々も準備していきたい」
まつりの期間を延長するのは2年ぶりです。静岡県によりますと、河津桜の見頃は2月下旬以降とみられています。