「再発防止策を守り安全に事業を進める」高架化工事中の事故で8人死傷した静清バイパス 事故現場の区間含む箇所の工事完了=静岡市清水区

2023年、工事中に「橋げた」が落下し、8人が死傷した静清バイパスで事故があった箇所の工事が1月に完了しました。事故による工事の中断などから、開通の予定時期に影響が出ています。

国道1号の静清バイパスをめぐっては、2023年7月、静岡市清水区で高架化の工事中に橋げたが落下し、作業員2人が死亡、6人がけがをする事故がありました。

事故が起きた現場では2024年7月に工事が再開されました。事故は橋げたを横に移動させて橋脚におろす「横取り降下」の作業中に発生したもので、この作業も2024年8月、再び行われていました。

静岡国道事務所によりますと、2025年1月25日、橋げたが落下した現場を含む「尾羽第2高架橋」の架設が完了したということです。

当初は2026年の春に上り線が開通する予定でしたが、事故の影響で工事の完了時期は未定となっています。静岡国道事務所は引き続き再発防止策を守り、安全に事業を進めるとしています。

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