景観を大事に...土砂流出を防ぐ「木製の治山ダム」見学会=静岡・松崎町

12月24日、静岡県松崎町で賀茂地域では初となる木製の治山ダムの見学会が開かれました。

この治山ダムは、洪水が起きた時に土砂流出を抑える役割があり、コンクリート製の本堤と下流側にある副堤に分かれます。

副堤の体積70平方メートルのうち、約5分の1は県産のスギとヒノキが使われました。

木製の治山ダムは静岡県内で87基目になりますが、賀茂地域では初めてです。

<県賀茂農林事務所治山課 橋本有司課長>
「国立公園ですので、景観を大事にしなきゃいけない。木材ですと、土面に関して、木でできてるものですから、自然に見た目がなじむかな、というところですね」

ダムの完成は、2025年1月下旬を予定しています。

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