
「情報の一部への偏りや権限の集中の課題が…」鈴木静岡県知事に県議会最大会派が組織体制の再編を要望

静岡県議会12月定例会が12月2日開会。議会終了後に最大会派の自民改革会議は、鈴木康友知事に対し、組織体制の再編を要望しました。
<自民改革会議 野田治久総務会長>
「我々の意見だけではなく、川勝県政時代に一般質問等でいろいろな議員から組織についての質問をさせていただいた。再び、それを集約してきょうの形にさせていただいた」
2日に開会した12月定例会の本会議終了後、最大会派の自民改革会議は知事室を訪れ、鈴木知事に対し、県政運営に関する組織体制の再編を要望しました。
提言書には、権限が集中する知事直轄組織を見直すこと、企画部門と財政部門を「部」として設置することなど、8つが盛り込まれています。
<自民改革会議 相坂摂治代表>
「県庁内部での情報の一部への偏りであったり、権限の集中がこれまでも課題であった。今後の組織改編の提案についてはじっくり待ってみたい」
鈴木知事は要望に対し、「基本的には齟齬はない」としたうえで、「庁内で検討し、より良い組織となるよう、しっかり対応していきたい」と述べました。
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