県内初! 高校の校内に『ボルダリング専用ウォール』 オリンピアン誕生願い設置 競技の"入口"としての期待も=東海大静岡翔洋高校

東海大静岡翔洋高校にボルダリング専用ウォールが完成しました。いつかはオリンピック選手を輩出したいと願う学校、2026年の春にはボルダリング部を創部し活動を本格化させます。

<LIVEしずおか 杉本真子キャスター>
「東海大静岡翔洋高校に新たに設置されたのが、こちら!高さ、なんと4.5mのボルダリングの専用ウォールです」

オリンピックの正式種目にも採用され、人気が高まるボルダリング。静岡翔洋高校では、生徒の多様なニーズに応えようとボルダリングの専用ウォールを設置しました。静岡県内の高校で校内に設置されるのは初めてです。

ボルダリングはホールドと呼ばれるカラフルな突起物を頼りに、制限時間内に登りきる数を競う競技です。

<LIVEしずおか 杉本真子キャスター>
「かなり力強い動きですけれども、軽やかでもありますね。片手で一気に高いところまで行きました。腕の力を使って登っていきます」
 
ボルダリング未経験者でも挑戦してみるきっかけになればと話しています。そびえたつ4.5mの「壁」に、私、杉本もチャレンジしてみました。

<LIVEしずおか 杉本真子キャスター>
「全然登れないです。簡単そうに見えますけど、ものすごい力が掛かっていますね。」

<LIVEしずおか 杉本真子キャスター>
「実際に立ってみると、垂直の壁ではなくて、自分の方にせり出してきている感じですよね。
<東海大付属静岡翔洋高校3年 尾上沙羽さん>
「そうですよね。少し傾斜があって」

ボルダリング歴8年の尾上さん。これまでは学校に設備がなかったため、外部のクラブで練習してきたといいます。

<東海大付属静岡翔洋高校3年 尾上沙羽さん>
Q. 実際に学校にボルダリングウォールができたということでいかがですか?
「すごく嬉しいです。ジムに行くってなると勇気がいるし、近くにないというのもあるので。学校に来て体験できるというのは、はじめてみるきっかけになるのでそこからはまって、やってくれる子が増えたら嬉しいなと思います」

<東海大学付属静岡翔洋高校 村上英治校長>
「スポーツの多様化は進んでいるので、ボルダリングは初めて、ボルダリングウォールを初めてみるという子が多いと思うんですが。これが入口になってボルダリングというスポーツの裾野が広がっていけばいいなと思います」

静岡翔洋高校では体育の授業や部活動でのトレーニングに活用し、2026年の4月には静岡県内で2校目となるボルダリング部の創部を予定しているということです。

シズサカ シズサカ

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1