「これほど便利のいい施設ほとんどない」東静岡駅北口へ誘致目指す8,000人収容アリーナ基本計画を公表 整備費は300億円想定=静岡市

静岡市が誘致を目指す民間のアリーナ計画をめぐり、市は、JR東静岡駅と静鉄長沼駅をつなぐ「ペデストリアンデッキ」の整備などを盛り込んだ基本計画を公表しました。アリーナの収容人数は8000人を検討しています。

<静岡市 難波喬司市長>
「収益が上がるためには交通条件は絶対的な必要条件になるわけで、全国的に見てもこれほど便利のいいアリーナはほとんどない」

静岡市の難波喬司市長は10月25日、市がJR東静岡駅北口に誘致を目指す民間のアリーナの基本計画案を発表しました。収容人数は8000人とし、プロスポーツの試合や大きな音楽イベントに対応可能とするほか、VIPルームなどの個室、セントラルキッチンを設け、防災機能も備えた施設にするとしています。

また、静鉄長沼駅とJR東静岡駅を高架歩道=「ペデストリアンデッキ」でつなぎ、来場者が安全に移動できるルートを設けるということです。

<静岡市 難波喬司市長>
「アリーナというのは文化施設でもあるが、投資施設でもあるということを述べておきたい」

アリーナの整備費は約300億円の想定ですが、静岡市は、運営権を事業者に有償で譲渡し、その対価を建設費に充てることで市の負担を減らせるとしています。今後は市民からの意見を募り、2024年度中に基本計画を決定する予定です。

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