“食が豊かな街・富士宮”を表現 富士山麓の食材を生かした本格ナポリピッツァ【しずおか産】
青いぞうさんマークのトレーラーに、煙突。車の中で作られていたのは。
<朝霧高原あおぞらピッツァ 大塚祐介店主>
「お待たせしました。地元の食材を使った宮ルゲリータです。どうぞ」
今回のしずおか産は、静岡県富士宮市周辺の食材をふんだんに使った本格ナポリピッツァです。イタリアのナポリで本場のピッツァを研究した店主の大塚さん。富士宮を拠点に作りたてのピッツァを提供しています。
<来店客>
「釜揚げしらすと宮ルゲリータ」
「生地もすごくおいしくてチーズもとろけて本当においしかったのでまた食べたいなと」
<大塚祐介さんの妻>
「お待たせしました。いつもありがとうございます」
<来店客>
「うまっ」
「全部制覇して絶対食べなきゃって言って、ずっと来ている感じです」
<朝霧高原あおぞらピッツァ 大塚祐介店主>
「余計なものはなくて小麦粉と水と酵母と塩、4つだけ」
富士山の伏流水に塩、ナポリピッツア専用の国産の小麦粉に天然酵母を混ぜて、練っていきます。一晩寝かせて熟成させた生地を注文を受けてから伸ばし、具材を乗せ、薪窯で焼き上げていきます。薪は地元の間伐材を使っています。
<朝霧高原あおぞらピッツァ 大塚祐介店主>
「暑いですね。ジャージー牛はどうでしょうか、ごきげんは?」
<ふもとのジャージー牧場 柳美子さん>
「暑いので森の中にいますけど、元気にしています」
大塚さんがこの日、訪ねたのは富士宮市の森と牧草地でジャージー牛を育てている柳さんの牧場です。ここを訪ねた理由はというと。
<朝霧高原あおぞらピッツァ 大塚祐介店主>
「今回フレッシュチーズという新商品ができると聞いたので、それを使わせてもらってコラボピッツァを作ろうかなと」
新作のピッツァの素材に富士宮で育った牛のミルクを発酵させて作ったフレッシュチーズを選びました。
<朝霧高原あおぞらピッツァ 大塚祐介店主>
「ほのかに酸味があって牛乳の味もしますね。包み焼きの形で出そうと思っていて、中にこれを入れて蒸し焼きみたいな感じでやるので。ジューシーでもっちりしたそんな包み焼きになると思います」
<ふもとのジャージー牧場 柳美子さん>
「地元の素材を使っておいしいピッツァを作って下さっているので仲間入りができるかなって感じで」
新作のピッツァを作ってもらいました。
<朝霧高原あおぞらピッツァ 大塚祐介店主>
「包み焼きなので半分に」
柳さん自慢のフレッシュチーズの上に朝霧高原で放牧されて育った豚のハムなどを乗せ、半月状に包みます。薪窯で蒸し焼きのようにして焼き上げたのが新作の「包み焼きピッツァ」です。
<試食した人>
「チーズ好きにはたまらないですね、おいしいです」
「カリっともっちりですね」
<朝霧高原あおぞらピッツァ 大塚祐介店主>
「豊かなんですよね、食が。それをピッツァの上で表現したら、食べて食材を知ってもらえますし、地域も盛り上がってくれればいいな。富士宮であったり富士の食材の豊かさを知ってもらえればいいかなと思います」
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