正体不明の芸術家「バンクシー」の版画展が8月29日から静岡県磐田市内で始まりました。
バンクシーは、世界各地の壁や橋などにスプレーで絵を描き、製作中の姿を一切見せない覆面アーティストとして知られています。8月29日から始まった版画展では、バンクシーの作品を長年扱う工房の刻印が押された版画約60点が展示販売されています。
バンクシーが評価されるきっかけとなった「風船と少女」のほか、ウクライナで描かれた「JUDO」などが静岡県内で初めて並びました。
<サロン・ド・ヴェール 行方憲一さん>
「バンクシーは戦争反対、暴力反対、世界の平和を願っている。みなさんの目でバンクシーのメッセージを解き明かしていただきたい」
9月3日までららぽーと磐田で開かれています。