【台風7号】なぜ東海道新幹線を計画運休するの?「風速35m/s以上で係員の点検が必要」JR東海が理由を説明

8月16日に関東地方に接近するおそれがある台風7号では、JR東海が東海道新幹線の東京駅〜名古屋駅間で終日、運転を取りやめることを発表しています。台風の接近前の早い段階で計画運休を決めたのはなぜなのか。JR東海がXの公式アカウントで理由を説明しています。

JR東海が東海道新幹線を計画運休する理由にあげたのは、関東地方に接近中の台風7号で予想されている「強い風」です。東海道新幹線は「風速30m/s以上で運転を見合わせ、さらに風速35m/s以上で係員による線路・設備の点検が必要」だということです。このため「台風に伴う強風がおさまった後も、長時間、運転再開ができなくなる恐れがある」としています。

Xでは、規制値を上回る強風が吹くと、ビニール袋や傘、洗濯物、布団などの飛来物や、倒木・倒竹で樹木が線路内に倒れかかることがあると図を交えて説明しています。

運転再開は、安全確認を終えてからになり、風が弱まるまで設備の点検を行えない場合や点検に時間がかかる場合もあるということです。このため、長時間の運転見合わせの恐れがある際、計画的に運転を見合わせると説明しています。

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