「トンボの楽園」桶ケ谷沼の生態系を守ろうと、地元の高校生がトンボの天敵、カメを捕獲するための装置を開発し、7月31日、沼に設置しました。
静岡県磐田市の桶ケ谷沼にカメを捕獲するための装置を設置したのは、磐田農業高校の生徒たちです。
桶ケ谷沼にはさまざまなトンボが生息していますが、条件付特定外来生物アカミミガメがトンボの幼虫「ヤゴ」を食べてしまい生態系への影響が課題となっています。
この問題に対処するため、磐田農業高校の生徒は課題研究でカメを捕獲する4種類の装置を開発し、沼に設置しました。
今後、生徒や教諭が毎週見回りをするなどして、アカミミガメの駆除を進めていく方針です。