7月10日午後、富士山の山頂付近で登山者の男性が倒れているのが見つかり、搬送中に死亡が確認されました。男性は何らかの原因で滑落したとみられています。

警察によりますと、10日午後2時頃、「男性が富士山の山頂剣ヶ峰付近で落下し、倒れている」と、ほかの登山者が見つけ、110番通報しました。
救助に向かった静岡県警山岳遭難救助隊が、山頂剣ヶ峰付近で男性を発見しましたが、搬送中の午後9時50分頃に死亡が確認されました。

警察によりますと、男性の年齢は40~70代とみられ、1人で登山していたとみられますが、軽装ではなく登山用の装備を身に着けていたということです。
警察は身元の特定を急ぐとともに、事故が起きた経緯を調べています。