
「サウナに入っているよう」静岡37.4℃危険な暑さ続く 熱中症疑い県内36人=静岡県

7月8日も県内は、各地で猛暑日となりました。
7月7日、観測史上最高となる40℃を観測した静岡市では、7月8日も37.4℃。この暑さ、一体、いつまで続くのでしょうか。
<井手春希キャスター>
「午後1時すぎの静岡市です。市役所前の気温計は36℃を示しています。日傘を差して日陰を作っていますが、熱気がすごく息苦しいです。不快な暑さとなっています」
7月8日も本当に暑かった県内。7月7日、観測史上最高の40℃を記録した静岡市では、7月8日も暑さが続き最高気温は午後1時分に記録した37.4℃。さらに、山間部の浜松市天竜区佐久間で36.7℃、川根本町、浜松市天竜で36.6℃となるなど、県内18の観測地点のうち、6か所で35℃を超える猛暑日となりました。
<親子>
「あちぃ~あちぃ~」
「サウナに入っているような」
<男性>
「これだけ暑いとなると(夏)本番になったらどうなっちゃうのかなって今から心配」
静岡市のかき氷店です。連日の猛暑で客が絶えず、7月8日はおよそ50杯、40℃を記録したきのうは130杯ほど売れたといいます。
<客>
「めちゃくちゃ美味いっす。じわじわしみてきますね。五臓六腑にしみわたる」
この連日の危険な暑さによって心配なのが熱中症です。
<社会部 山本太朗記者>
「こちらは、静岡市消防局指令センターです。7月に入り、熱中症疑いの通報が急増しているということです」
「けがですが?病気ですか?」
「熱中症みたいな症状があるということですね」
熱中症が疑われる通報の内容はさまざまで年代も若者から高齢者まで幅広いといいます。
<静岡市消防局警防部指令課 山下大地主任>
「熱中症が疑われる通報が、7月に入ってから約1週間で、79件と大変多くなっています」
きょうも午後3時半までに県内であわせて36人が、静岡市消防局管内でも10人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。
もし、熱中症の疑いがある場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
<静岡市消防局警防部指令課 山下大地主任>
「(熱中症の)症状が出た際には、涼しいところで安静にする。首元や脇の下を冷やすような対策をする」
また、熱中症にならないためには、たとえ、喉が渇いていなくてもこまめな水分補給は欠かせないといいます。
<静岡市消防局警防部指令課 山下大地主任>
「意識状態が悪くなったり、激しい頭痛、繰り返す嘔吐、手足が痺れて動けない等の時は、躊躇することなく、119番通報、救急車を要請するようにお願いします」
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