畑作業中にマダニに刺されたか 50代女性が日本紅斑熱に感染 2024年に入り静岡県内2人目
静岡県は、50代の女性がマダニが媒介する日本紅斑熱に感染したと発表しました。2024年に入り、県内の日本紅斑熱の感染者は2人目となります。
日本紅斑熱に感染したのは、中部保健所管内に住む50代の女性です。静岡県によりますと、女性は4月16日頃から発熱や全身の倦怠感が、19日から発疹の症状が表れ、症状が改善しないため入院しました。22日に県の環境衛生科学研究所で血液検査を行ったところ、日本紅斑熱の病原体遺伝子が検出されたということです。
女性はマダニにかまれた自覚はなかったものの、左足にマダニの刺し口があり、広い範囲の発疹の症状が出ていました。体調を崩す前に、畑作業をしていたことから、県では作業中にマダニにかまれ、感染したと推定しています。
県は「屋外では肌の露出を少なくしましょう」や「野生動物との接触に注意しましょう」などと注意を呼び掛けています。
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