
レギュラー争いし烈極める磐田 仕上がり順調の藤枝 清水は課題浮き彫り…鹿児島キャンプで腕試し Jリーグ開幕まで残り3週間

サッカーJリーグ開幕まで3週間を切りました。静岡県勢の3クラブは鹿児島キャンプの真っ最中です。
仕上がりが順調なのはJ2藤枝MYFC。九州リーグのヴェロスクロノス都農との練習試合で今シーズンも貫く「超攻撃的サッカー」を見せました。
相手のゴールキックから、昨季終盤エースとして活躍しFW矢村健が右足一閃!エースの座は譲らないと、まずは矢村が結果を残します。
前線から積極的に仕掛けていく藤枝は新加入MF浅倉廉の浮き球パスに再び矢村!新加入メンバーが融合し、攻撃パターンも多彩に。その後も新加入のMF前田翔茉、MF永田貫太がゴールを決めるなど、大量8得点で快勝。仕上がりは順調です。
続いては、J1復帰のジュビロ磐田。J2に昇格した鹿児島ユナイテッドとの試合に臨みました。ピンクのユニフォームの磐田は開始4分、コーナーキックのチャンスに新加入MF中村駿のボールに合わせたのがMF鹿沼直生!新加入の190センチFWマテウス・ペイショットがニアに走り込んだことで、ディフェンスが薄くなったファーサイドから得点が生まれました。
そのペイショットは14分、右からのクロスをMF古川陽介が落とし、初シュート!惜しくも相手GKに阻まれます。
こちらも新加入。40歳の元日本代表GK川島永嗣がレギュラー獲得に向けて猛アピール。相手のクロスを弾いてピンチを回避すると、試合終了間際も片手でビッグセーブ!4対0と快勝の磐田。レギュラー争いはし烈を極めそうです。
最後はJ2清水エスパルス。同じくJ2のモンテディオ山形と対戦しました。主力級で臨んだ1本目、新加入の2人MF矢島慎也、MF中村亮太朗とつなぎ、FW北川航也のワンタッチパスにFWカルリーニョスジュニオ!しかし、枠を捉えきれません。昨シーズンからの課題である決定力不足は、いまだ解消できず。
ユースの選手の得点で勝利はしたものの、課題が浮き彫りになりました。


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