より災害に強い河川へ 熱海土石流で被災した逢初川 復旧・改良工事始まる 工事は3月末までを予定
2021年7月に熱海市で起きた土石流災害で被災した逢初川について、河川を復旧するための改良工事が1月6日から始まりました。
工事が始まったのは逢初川中流部の37mの区間です。
これまで逢初川は仮設のパイプなどで水を迂回させていましたが、6日は重機を使い、本来の河川を復旧するために掘削作業が行われました。
工事は市道の下を通す形でボックスカルバートと呼ばれるコンクリート製のトンネルが埋設されるほか、石積みの護岸が整備されて、より災害に強い河川に改良します。
工事は3月末までを予定しています。
県によりますと、復旧を計画している河川は全体で600mあり、2024年度中の完成を目指していましたが、用地買収が5割ほどしか進んでおらず、残りの工事については買収できた場所から順次工事を進めていきたいとしています。
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