ホテルで妻を「嘱託殺人」 依頼に応じて殺害した男に執行猶予付き判決=静岡地裁沼津支部

静岡県沼津市内のホテルで本人の依頼に応じて、妻を殺害した罪に問われていた男の判決公判で、静岡地裁沼津支部は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。


判決を受けたのは、無職の52歳の男です。

判決によりますと男は去年10月、沼津市内のホテルの客室で妻の依頼に応じて包丁で胸を刺し殺害しました。

地裁沼津支部で開かれた判決公判で室橋秀紀裁判官は「被害者が死亡するという重大な結果」と指摘する一方、「被告は事件当時、心神耗弱の状態にあった」として懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。

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