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袋井商業が駿河総合に3−1 狙い通りの先制パンチと追加点 全国高校サッカー選手権静岡県大会1次トーナメント3回戦

全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)の1次トーナメント3回戦が30日、県内各地で行われ、袋井商業が3−1で駿河総合を下した。

途中出場の水嶋が貴重な追加点

袋井商業−駿河総合 チーム3点目を決めて喜ぶ袋井商業の水嶋(手前右)


袋井商業が前半のリードを守り、駿河総合を振り切った。川口敬則監督は「早い時間に先制パンチを浴びせろと伝えていた。選手たちは落ち着いて試合をコントロールしてくれた」と、内容にも満足げだった。

前半10分、斎藤凌我(袋井南中出身)が最終ラインの背後に抜け出すと、落ち着いて右隅に流し込んで先制。前半31分には、10番の中村颯(袋井南中出身)が自ら獲得したPKを決めて突き放した。

後半15分に1点差に迫られたが、その1分後、嫌な流れを断ち切ったのは途中出場の水嶋寛允(掛川JFC出身)。2トップの一角に入った点取り屋は、ゴール正面で味方からのパスを受けるとドリブルで切り込み、スライディングをかわしてシュート。貴重なチーム3点目をたたき込んだ。

両手を広げて喜びを爆発させた水嶋は「嫌な展開だなと思っていたので、自分の気持ちを最大限ピッチで表現した。練習通りに決めることができた」と笑顔を見せた。

〈袋井商業 FW水嶋寛允〉
「監督からは『流れを変えろ』と言われていた。自分のゴールはショートカウンターから。良い位置でボールを奪うことができた。最近は途中出場が多いので、次も流れを変えられるように頑張りたい」

〈袋井商業 川口敬則監督〉
「今年のチームはエースがいるわけではなく、全員で攻めて全員で守る。点を取る選手も日替わり。個人的なことだが、次に対戦する清水東は自分の母校で、相手の渡辺監督は同級生。清水東と公式戦で初めて対戦できるので、楽しみ」

袋井商業−駿河総合 前半、PKを決めて喜ぶ袋井商業の中村(10)


 
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