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社説(4月27日)機能性表示食品 制度検証し安全確保を
小林製薬(大阪市)が販売した「紅こうじ」サプリメントとの関連が疑われる健康被害が明らかになって1カ月以上になる。機能性表示食品における健康被害は同社サプリが初めてで、制度の信頼性が問われる問題になっている。 サプリ健康被害の原因物質として、青カビ由来の「プベルル酸」のほか、想定外の物質が少なくとも2種類が浮上したとされるが、いまだ特定に至っていない。一方、腎疾患などの健康被害で5人の死亡が判明し、退院も含めて25日現在で入院者が252人に上ることが分かった。静岡県内でも健康被害の疑いのある患者は53人となった。 担当する消費者庁は専門家検討会を設け、制度の改善に向けた議論を始めた。機能性表示
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記者コラム「清流」 先端の研究担うのは人
静岡大発の超小型人工衛星の開発を主導する能見公博・同大工学部教授が執筆する本紙「窓辺」が4月から始まった。基本的に月曜掲載で、研究に関する苦労話が読めるほか、普段の取材ではなかなか表れない能見教授の人柄もにじみ出た寄稿文になっている。 2016年に宇宙空間に放出された静大衛星の初号機「はごろも」や後継機では、通信に不具合が生じた。取材した当時、なぜこんなに苦戦するのかいまいち理解できなかった。8日付の能見教授の窓辺でふに落ちた。能見研究室は機械工学が専門。機械の「見える動き」を扱う。無線通信は「見えない動き」だからハードルが高いようだ。 宇宙を舞台にした最先端の研究も担うのは人だ。悪戦苦闘が
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プロ初先発で初本塁打の広島・二俣選手 磐田東高時代からの成長をチェック!!
プロ野球・広島カープの二俣翔一内野手が、4月25日の試合でプロ初先発・初本塁打を成し遂げました。御前崎市立第一小1年の時に「黒潮野球スポーツ少年団」で野球と出会い、浜岡中時代は「小笠浜岡リトルシニア」に所属。磐田東高では1年から主力を担ってきた二俣選手。ついにプロ4年目で、センセーショナルな先発デビューを果たしました。これからの活躍を思うと期待が高まりますね。高校時代からの成長を振り返ります(年齢、ポジションなどは当時の表記になっています)。 ⇒「めちゃくちゃうれしかった」注目の打席はこちら
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静岡人インタビュー「この人」 32歳の裾野市副市長 堀越崇志さん(裾野市)
2015年にキャリア官僚として国土交通省に入省。不動産・建設経済局建設市場整備課長補佐などを経て、1日付で就任した。県内の副市長では、同僚の及川涼介氏(29)に次いで2番目に若い。 ―国交省に入った理由と、担当した業務内容は。 「日本のどこに住む人も自分の地域に愛着を持ってもらいたいとの思いを抱き、地域課題に対する政策を作れる魅力に引かれて入省した。まちづくり関係の法令業務、外国人旅行者の増加方策や建設業の労働環境改善政策の企画立案、自治体や民間企業のまちづくり活動支援などに従事した」 ―裾野市の副市長招請に応じた理由は。 「地方公共団体や民間団体が主体的に活動する行政分野の業務に多く関わっ
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記者コラム「清流」 魅力の多い東部地域
先日、県外から遊びに来てくれた友人が、帰り際に「1日じゃ足りないなあ」とつぶやいた。手元のスマートフォンには、三島駅前で撮影した観光案内の看板の写真。西伊豆町の堂ケ島などを挙げ、「想像以上に回りたい場所が多かった」と話していた。 沼津に着任して以来、話題の飲食店や温泉を巡ったり、冬にはスノーボードに初挑戦したり、近隣で楽しめるアクティビティが多いと実感する。友人の「静岡に住んでみたい」という言葉に、なぜか誇らしい気持ちになった。 取材先の行政関係者からは「もっと東部地域のことを売り出したい」という声を聞く。地域には知れば知るほど面白い魅力がもっとたくさんあるはず。記者としてまだまだ発信不足。
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前例のない危険な暑さに備えを 「熱中症特別警戒アラート」とは?
前例のない危険な暑さに備えるため、現行の「熱中症警戒アラート」の上位に位置づける「熱中症特別警戒アラート」の全国運用が4月24日、始まりました。健康に重大な被害が生じる恐れのある暑さが予想される場合に環境省が前日発表し、最大限の予防行動を促します。「特別警戒アラート」の概要と、静岡県内でも模索が続く熱中症対策をまとめました。
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記者コラム「清流」 毎日が見頃
長藤の名所である牧之原市の東光寺。「今が一番きれいだよ」と地元保存会のメンバーに声をかけていただき、取材に訪れた。 花はまだ三~五分咲きくらいで、長藤と言うには房の先の開花が足りない。「見頃はまだまだ先だな」と思っていると、保存会の一人が背の高い脚立を持ってきて、乗るように勧めてくれた。いつもは頭上にある藤を初めて上から見下ろす。一面の緑の中に入り交じって引き立つ紫が鮮やかだった。 その後も「次はここから見て」「この角度も意外といいでしょ」と愛車を紹介するような口調で、何カ所もカメラのアングルを教えてくれた。「うちの長藤はね、毎日が見頃なんだよ」-。この大きな愛情が地元の名所を長年支えてきた
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大自在(4月27日)ライドシェア
初めての経験に緊張した。1月に出張した米国・サンフランシスコでのこと。空港に降り立って目的地への移動に「ライドシェア」の活用を求められた。日本でスマホにダウンロードしておいたアプリを使って配車を依頼すると、出迎える車のナンバーや車種、到着までの所要時間が画面上に表示された。 運賃決済も入力済みだったクレジットカード。片言の英語しか話せなくても、行き先の入力さえ間違わなければ安心して移動できた。空港にもライドシェアサービス用の乗降場所が確保され、普及している印象を受けた。 ライドシェアは一般のドライバーが自家用車を使って有料で乗客を送迎するサービス。国内でも4月「日本版ライドシェア」が始まった
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今が旬のイチゴ!新しい技術で進化、現場の課題も解決してよりおいしく?!
春、まさに今の季節、スーパーや青果店の店先にイチゴが所狭しと並び、そのみずみずしい赤い色に目が引き付けられます。静岡県は全国でも有数のイチゴの産地。しかし、栽培者の高齢化等により、栽培戸数や作付け面積は、減少しています。そのような状況の中、新しい生産システムが作り出されたり、環境に工夫したイチゴ狩り園が作られたりするなどさまざまな取り組みがなされています。全国の他の産地の動きとともにまとめました。
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篠田東レの集大成 ラスト采配 峯村、真子も「有終」決意 黒鷲旗選抜バレー5月1日開幕
第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は5月1日、Asueアリーナ大阪で開幕する。Vリーグ、大学、高校、クラブなど男女各16チームが参加。V1男子の東レは今大会限りで退任する篠田監督、退団するアウトサイドヒッター峯村とリベロ渡辺、引退するセッター真子らが集大成の舞台に臨む。 グループ戦から決勝(5月6日)まで5セットマッチで6連戦と過密日程のため、篠田監督は2チームに分けて先発を入れ替える方針だ。各チームとも日本代表は不在。東レはパダルも既に退団し若手中心の構成となる。中でもアウトサイドヒッター山田(清水桜が丘高出)、セッター小野寺、リベロ武田の新人を積極起用する見通しだ。指揮官は「3
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知事選「与野党対決」打ち消し躍起 静岡県内政党関係者「国政とは別」 自民、逆風懸念【静岡県知事選】
新人による三つどもえの争いが固まった静岡県知事選(5月9日告示、26日投開票)で、「与野党対決」の構図を打ち消す発言が相次いでいる。衆院選の前哨戦と見る向きもあるが、無所属の2人は「オール静岡」「県民党」を掲げ、県内の政党関係者らも「国政と地方選挙は別」と主張する。不祥事など国政の混乱を県政に持ち込みたくないとの思惑が透けるが、衆院選の足掛かりにしようと対決姿勢を鮮明にする動きもある。 知事選には元副知事の大村慎一氏(60)、前浜松市長の鈴木康友氏(66)、共産党県委員長の森大介氏(55)が出馬表明している。自民党県連は大村氏の推薦を党本部に上申し、立憲民主、国民民主両党は鈴木氏の推薦を決め
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求められる「解決」姿勢 川勝氏 ルート変更固執 水と南アルプス【知事選2024 リニアの行方㊤】
「喝破しなさい」「論破してみせなさい」。5月10日で辞職する川勝平太知事がリニア中央新幹線工事の水問題の対応で県幹部と協議する際、よく使った言葉だ。「誤りを正す」相手はJR東海で、矛先は主に金子慎社長(当時)に向けられた。県幹部は「リニア開業の遅れを静岡県だけに押し付けているような一連の発言が許せなかったようだ」と話す。 2021年6月の知事選で「リニア工事から命の水と南アルプスの自然環境を守る」と訴えた川勝知事。自民推薦候補に30万票以上の大差で圧勝し、4選を果たした。選挙戦でJRに検討を求めたのが、県内を迂回(うかい)させるリニア計画ルートの変更だ。 しかし、14年10月に現行ルートで国
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危機管理面で手腕発揮 独自色 市民に浸透なるか【検証 中野浜松市政1年㊦】
元日の夕方、浜松市中央区で新年の集まりに出席していた中野祐介市長(54)は、能登半島地震の発生を受けて即座に携帯電話を取った。石川県で最大震度7、市内でも震度3を観測。土砂崩落などによって道路の寸断も予想される。担当部署に、中山間地域などの道路状況を緊急点検するよう即座に指示を出した。 多くの孤立集落が生じた能登半島は浜松市天竜区の中山間地とも地形が重なる。約1週間後の定例記者会見では「浜松でも孤立集落は大きな問題。避難所の備蓄品や防災資機材を強化する」と表明。大枠が固まっていた2024年度当初予算に急きょ、7500万円を追加し、中山間地域に非常食や飲料水、携帯トイレなどを拡充整備した。 就
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建築技術職員を静岡県が中長期派遣 5月から石川・能登町へ
静岡県は25日、能登半島地震で被災した石川県能登町に中長期的に派遣する建築技術職員の壮行式を県庁で行った。総務省の要請に基づき5月1日から派遣する県建築住宅局の杉山弘樹主任(29)に、池ケ谷弘巳くらし・環境部長が辞令書を手渡した。 杉山主任は来年3月末まで同町建設水道課で災害公営住宅の設計や施工管理などの業務に当たる。池ケ谷部長が「避難生活を送っている多くの被災者が生活再建の第一歩を踏み出せるよう力を発揮してきてほしい」と激励。杉山主任は「今まで培ってきた知識を発揮できるよう頑張りたい」と抱負を述べた。 県は同町の復旧復興に従事する建築技術職員を2027年3月末まで派遣する。来年度以降の職員
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ウクライナ原料で界面活性剤 天然由来 開発に着手 現地企業での生産視野 アライドカーボンソリューションズ(沼津)
天然由来の界面活性剤の生産を手がける沼津市のアライドカーボンソリューションズが、ウクライナの産物を使った界面活性剤の開発に着手する。経済復興推進会議で日本とウクライナ両政府などが合意した案件の一つ。石油由来から天然由来の界面活性剤への置き換えが世界的に進む中、量産化できればウクライナの支援につながると期待される。 植物油と糖を使い天然酵母の発酵で製造する同社の界面活性剤「ソホロリピッド」は、国内外で洗剤や化粧品、飼料などの原料になっている。この製造技術を応用し、ウクライナの国花ヒマワリの種子から抽出した油、菜種油、トウモロコシの糖から新たな界面活性剤を作る。まずは日本国内で開発し、将来的には
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⚽ジュビロ磐田 24年1月期決算 2期連続黒字 売上高は直近10年で最高
J1磐田の運営会社ジュビロが26日発表した第32期となる2024年1月期決算(23年2月~24年1月)は純利益が4億6100万円で2期連続の黒字となった。前年同期間比1億3400万円(41・2%)増。売上高は同2億1600万円(5・4%)増の42億5300万円となり直近10年最高で過去3番目だった。J2降格によりJリーグ配分金は減ったが、スポンサー収入、入場料収入などの増加が主要因。 外国人の二重契約問題で国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止処分を受け強化費が縮小された影響で、営業利益は同1億8500万円(55・3%)増の5億1900万円。純資産については当期末残高が7億2900万円とな
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大地震時の体制確認 浜松市が情報伝達・参集訓練
浜松市は26日、大規模地震の発生に備えた市職員情報伝達・参集訓練を実施した。職員が災害時の初動対応を確認した。 開庁時間外の午前6時40分、市内で最大震度7の地震が発生したとの想定。情報伝達訓練は教職員らを除く約5300人が対象で、安否や被災状況を回答するメールに対し、想定発災時刻から30分後の午前7時10分までに約3100人の職員が回答した。参集訓練は災害対策本部会議に出席する部長級や指定された職員317人が対象で、午前8時10分までに236人が参集した。 中野祐介市長は、能登半島地震の被災地では行政職員も被災者のため、登庁が困難だった点に触れ「初動対応は難しくともその後の対応の優劣を左右
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地元食材ふんだんに ひとり親世帯に弁当無償配布 磐田のボランティア団体
磐田市で子どもの貧困対策や食育支援に取り組むボランティア団体「あいうえお+プロジェクト」(森本純子代表)は25日、ひとり親家庭などの希望者に、地元食材をふんだんに使った弁当30食を無料配布した。 メニューは豚のしょうが焼きやタケノコの煮物、厚焼き卵、マカロニサラダ、十六穀米など。幅広い年齢層のボランティアが弁当づくりに取り組み、子どもたちに手渡した。肉と卵以外の食材は、地元の農家や企業、市民から譲り受けた。 3歳の息子とともに弁当を受け取った30代女性は「保育園に迎えに行く際、息子に『純子ちゃんのところに行くよ』と呼びかけると、すぐに駆け寄ってくれる。いつも(ボランティアが)温かく迎えてくれ
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熱川温泉にこいのぼり 5月6日まで 東伊豆町
東伊豆町の熱川温泉旅館組合は26日、伊豆急行伊豆熱川駅近くにこいのぼりを設置した。大型連休期間中の観光客を楽しませようと10年以上前から続く温泉街の恒例行事。5月6日まで設ける。 駅前の河川の上に長さ50メートルほどのロープ2本を渡し、約50匹が春風にはためく。こいのぼりはこれまでに地元や近隣の住民から提供を受けた品々。設置初日から早速、散策していた観光客らが春らしい風景に足を止めていた。 周辺では、台湾の観光地・九份(きゅうふん)を模して現地と同じ「台湾提灯(ちょうちん)」を常設する取り組みも実施している。
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ツツジが見頃 ピンクや白の花の波 熱海・姫の沢公園でまつり、150匹のこいのぼりも
熱海市伊豆山の姫の沢公園で5月6日まで、大型連休に合わせたイベント「つつじ・こいのぼりまつり」(姫の沢公園パートナーズ主催)が開かれている。 高低差50メートルの斜面を中心に植栽されている6万株のツツジのうち、5~6割程度が見ごろを迎えた。ピンク、紫、白など色鮮やかに咲き誇り、来園者を楽しませている。5月6日の「こどもの日」を祝うために掲出された150匹のこいのぼりも観賞できる。 5月3~5日は熱海で活動する音楽バンドや太鼓保存会、ダンス教室などがステージ発表を行い、同3日には伊豆箱根鉄道のミニ電車の乗車体験を催す。 問い合わせは同パートナーズ<電0557(83)5301>へ。
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麻薬「絶対だめだワン!」 清水税関支署、中学生に薬物防止教室 探知犬も登場
名古屋税関清水税関支署は26日、静岡市清水区の清水三中で全校生徒を対象にした薬物乱用防止教室を開き、麻薬探知犬2頭によるデモンストレーションを行った。 生徒約120人が参加した。デモンストレーションでは麻薬が入った箱を見破る課題や生徒が持っているかばんの中から麻薬の入っているものを見つけ出す課題に2頭が挑戦。素早くにおいを嗅ぎながら歩く様子を生徒が興味深そうに見つめ、いずれも正解すると会場から大きな拍手が送られた。 デモンストレーション後の講義では同支署の杉本圭隆さんが講師を務め、薬物事件の低年齢化が問題になっているとして「麻薬の危険性を知り、明るい未来のために手を出さないで」と呼びかけた。
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富士山麓駆けるトレイルラン「FUJI100マイル」スタート
日本を代表するトレイルランニングレース「Mt.FUJI100」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が26日、富士市の富士山こどもの国で開幕した。約167キロの競技「FUJI100マイル」にエントリーした約2300人が午前0時から同所をスタートし、約45時間の制限時間で山梨県側のゴールを目指す。 号砲とともに山中へと走り出した選手は、富士宮など富士山西麓へ向かった。登山道や自然歩道、一般歩道を走るコースは山梨県の河口湖や山中湖を経由し、富士吉田市の富士北麓公園でフィニッシュする。 大会は昨年まで「ウルトラトレイルマウントフジ」として実施し、今回は名称を変えて10回目の開催。山梨県側がコ
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静岡理工科大グループ 静岡駅北口再開発ビル「M20」新校舎披露 美容実習室も整備
静岡理工科大グループは26日、4月に静岡市葵区の再開発ビル「M20」内に開校した「SISTグループ静岡駅前キャンパス」の完成披露会を同所で行った。難波喬司市長や関係者約170人が訪れ、新たな学びやの開設を祝った。 新校舎には同大情報学部の研究室や静岡デザイン専門学校の全10学科を設置。2024年度から同専門学校が新設した美容系学科用に、美容サロンを再現した実習室も整備し、施術や接客の実践的な技術習得を目指す。最新設備がそろった校舎を見学した参加者は「ここでどんな若者が育つのか楽しみ」と期待を膨らませた。 式典で杉浦哲理事長は「新キャンパスをランドマークに、グループ全体で地域社会の発展に貢献し
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島田の夏の風物詩「大井川大花火大会」 今年は8月1日開催
島田市観光協会は26日、島田の夏の風物詩「第37回大井川大花火大会」を8月1日に開催すると発表した。大井川の両岸からスターマインなど約1万発の花火を打ち上げる。 例年8月10日に実施しているが、天候不順で延期することも多かったため、日程を早めた。時間も例年より15分早めて午後7時から打ち上げを開始する。予備日は8月10日。 会場は県道島田岡部線大井川橋-JR東海道本線大井川鉄橋間の河川敷。河川敷内に出店エリアを設ける。ホームページなどで出店者を募る予定。 問い合わせは同協会<電0547(46)2844>へ。
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⚽藤枝MYFC、降格圏脱出へ攻撃陣の起用注目 27日、敵地で水戸戦【J2見どころ】
5戦勝ちなしで27日に17位水戸と敵地で戦う。鳴りを潜めている攻撃力を発揮し、降格圏の19位から浮上のきっかけをつかみたい。 今季リーグ最少得点の攻撃を活性化させるため、スタメンは入れ替えがありそう。WBとシャドーの両方をこなすMF大曽根は「攻守のスイッチになり、直接ゴールに絡みたい」と意欲を燃やす。 ブラジル人DFウエンデルは初の先発を狙う。スピードと高さが武器で「我慢強く守備したうえで、隙を見て積極的に攻撃参加したい」と決意を示す。 前節に顔面をけがした副主将のDF川島は欠場が濃厚。中川創は「自分たちのスタイルを貫きながら柔軟に戦いたい」とチームを統率して必勝を誓う。
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ふじのくに⇄せかい演劇祭、27日開幕 安部公房代表戯曲など通し稽古 静岡市でSPAC
国内外の舞台芸術作品を紹介する静岡県舞台芸術センター(SPAC)の「ふじのくに⇄せかい演劇祭2024」が27日に開幕するのを前に、26日、各作品の通し稽古が静岡市駿河区の舞台芸術公園などで行われた。 SPACと鳥取市を拠点にする劇団「鳥の劇場」の共同作「友達」の出演者やスタッフは同公園内の野外劇場で、実際の開演時間に合わせて最終確認をした。同作は今年生誕100年の作家安部公房の代表戯曲で、「鳥の劇場」の中島諒人芸術監督が演出した。中島芸術監督は「人間が生きるためには集団が必要な一方で自由を求めるという葛藤は、現代社会に通じる。二つの劇団の素晴らしい俳優の個性を引き出せるよう心がけた」と話した
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⚽ジュビロ磐田 堅守誇る町田の肉弾戦に警戒 27日、ホーム戦【J1見どころ】
J1磐田は27日、ホームで首位町田を迎え撃つ。前節福岡と引き分け14位に後退した磐田は、3試合ぶりの白星をつかみ、下位からの脱出を図りたい。 町田はJ1昇格同期で昨季対戦成績は1分け1敗。今季9試合で8失点と堅守を誇る。横内監督は「シンプルに背後を狙い決定力は昨年以上」と攻撃も警戒した上で「高さのある選手が多い。簡単に球を入れさせない。こぼれ球でも上回る」と強調する。 相手はロングボールやロングスローを駆使した肉弾戦が持ち味。DF西久保は「空中戦で自分の強みを出す。1対1で負けない」と意気込む。DFリカルドグラッサは相手前線への対角のパスを注意し「いい準備ではね返す」と気合十分だ。
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掛川の市道で軽乗用車と男性衝突 男性は死亡
25日午後10時20分ごろ、掛川市高御所の市道で、同市長谷1丁目、看護師の女性(24)の軽乗用車と路上にいた男性が衝突した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。 現場は片側1車線の道路直線部分。掛川署によると、男性は外国人とみられ、道路に座っていた。近くに自転車があったという。同署が身元の確認を急ぐとともに、事故の原因を調べている。
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浜松・中央区の市道で乗用車ひき逃げ 登校中の男子児童軽傷
26日午前7時半ごろ、浜松市中央区和地町の市道で、乗用車が歩行中の男子児童(6)と衝突して逃走した。児童は膝などを打ち軽傷のもよう。浜松西署がひき逃げ事件として調べている。 同署によると、現場は和地小前の片側1車線の直線道路。児童は1人で登校中だった。車は横断歩道を渡っていた児童のランドセル付近にぶつかり、そのまま逃走したとみられる。車は白っぽい色という。同校からの通報で発覚した。
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⚽清水エスパルスの郡司 マジョルカBチームの練習参加へ スペイン1部
J2清水は26日、FW郡司璃来(18)が29日から5月11日まで、スペイン1部マジョルカのBチームの練習に参加すると発表した。郡司は市船橋高から今季入団し、ここまでリーグ戦とカップ戦それぞれ1試合ずつに出場している。「日本で学べないことを感じとり、レベルアップして帰ってきたい」と抱負を語った。清水とマジョルカは2022年、選手の育成・強化を目的に業務提携を結んだ。
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静岡県警が取締本部設置 120人態勢で情報収集など【静岡県知事選】
静岡県警は26日、知事選(5月9日告示、同月26日投開票)の選挙違反取締本部を捜査2課内に設置した。取締本部は津田隆好本部長以下120人態勢。県内28署にも設け、各捜査員が情報収集などを本格化させて選挙違反に厳しく目を光らせる。 県警本部の捜査2課で26日午前、池田潔次席が取締本部の看板を掲げ、「全県下で各陣営の活動が活発となり、激しい選挙戦が予想される。選挙の自由と公正を確保するため、違反を看過せずに厳正、公平な取り締まりを行う」と話した。 県警によると、現在までに事前運動などの警告はない。2021年の前回選は文書掲示4件、文書頒布1件、その他2件の警告を出した。 超短期決戦といわれる今回
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RSウイルス「流行入り」 静岡県が注意呼び掛け
静岡県は26日、直近1週間(15~21日)のデータから「RSウイルス感染症が流行入りしている」と発表した。定点医療機関となっている小児科1カ所当たりの患者数は1・64人で、県が流行入りの目安としている「1人」を大きく上回った。前週の0・9人よりも8割増加し、急拡大が懸念される。 RSウイルス感染症はせきやくしゃみによる飛沫や鼻水、唾液に触れることで感染し、発熱や鼻水、せきなどが出る。乳児や基礎疾患がある高齢者が感染すると急性細気管支炎や肺炎になることも。流行入りは昨年よりも1カ月以上早く、例年と同様であれば数カ月続くとみられる。県感染症管理センターは「症状がある人はマスクを着用し、手洗いを」
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浜松の40代男性、2000万円投資詐欺被害 SNSで知り合った人物から
浜松市中央区の40代男性会社員が26日までに、SNS(交流サイト)で知り合った人物から投資名目で現金約2千万円をだまし取られたと浜松東署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は1月上旬ごろにSNSを通じてFX取引の投資の勧誘を受け、2月上旬から3月下旬までの間に6回にわたって、現金計約2千万円をネットバンキングから指定された口座に振り込んだ。 アプリ上に1億円以上の利益が出ているという表示があり、現金化しようと仲介役の女性を名乗る人物に連絡したところ、「指導料20%が必要」と請求されたという。弁護士に相談して発覚した。
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浜松市の待機児童、4年連続ゼロ 「保留児童」は増加
浜松市は26日、市内保育所施設への入所を希望していても入れない待機児童が4年連続でゼロ(1日現在)だったと発表した。本年度の申し込み分から、希望施設の申請を5カ所から7カ所に増やし、マッチング率を向上させたことなどが奏功したとみられる。 市幼保支援課によると、24年度の申し込み児童数は1万5268人で、前年度から122人増加した。1万7381人(74人減)の定員に対し、利用児童数は1万4824人(78人増)だった。 一方で、特定施設を希望するなどの理由で待機児童から除外される「保留児童」は444人と44人増加した。需要の多い1歳児が希望する施設に入れないケースが多かったという。 市は子ども・
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ローランドDG、TOB買い付け価格引き上げ MBOに向け、期限5月15日に再延長
ローランドDGは26日、MBO(経営陣による自社買収)に向けて、米国の投資会社タイヨウ・パシフィック・パートナーズと組む公開買付(TOB)について、買い付け価格を1株当たり5035円から5370円に引き上げると発表した。「対抗TOB」でブラザー工業が予告していた1株当たり5200円を上回る。買い付け期限は26日から5月15日に再延長した。 タイヨウ側の提案に対する賛同意見を維持した。ブラザー工業の提案を受けて、撤回していた株主に対する応募推奨は、今回のTOB価格の引き上げを受けて再び「推奨する」に戻した。 同日、小川和宏常務執行役員コーポレート本部長らが都内で会見し、タイヨウ側の提案に賛同す
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競歩・川野(御殿場南高出)混合リレーでパリ五輪切符 男子20キロ、池田(浜松日体高出)も正式発表
日本陸連は26日、パリ五輪の競歩日本代表を発表し、男子の川野将虎(25)=旭化成、御殿場南高出=が男女混合リレーで代表に内定した。50キロで6位入賞した東京五輪に続く2大会連続出場。2月の日本選手権20キロ競歩男子で優勝し、同種目で既に代表入りを決めていた池田向希(25)=旭化成、浜松日体高出=とともに大舞台に挑む。 混合リレーは東京五輪まで行われた50キロに替わり新たに採用された。男女各1人の2人チームで、フルマラソンと同じ42・195キロを約10キロずつ交互に歩く。日本は21日の世界競歩チーム選手権で出場2枠を確保していた。 川野は世界選手権の35キロで、2022年「銀」、23年「銅」と
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裏金事件で自民離党の塩谷氏 浜松市議会会派を訪れ謝罪 「無所属で頑張る」
派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡って自民党を離党した塩谷立衆院議員(比例東海)は26日、地元の浜松市議会の自民党会派を訪れて謝罪し、経緯などを説明した。 関係者によると、訪問は5分ほどで、自民党浜松(24人)のうち、10人程度が対応した。塩谷氏は離党届を出した経緯などを説明し、「お世話になりました。これからは無所属で頑張るのでよろしくお願いします」などと話したという。次期衆院選への対応には言及しなかったという。 事件を受けて、自民の党紀委員会は4日に安倍、二階両派の計39人に対し、党則に基づく処分を決定。事実上の安倍派トップだった塩谷氏と参院側会長だった世耕弘成氏はこの中で最も重い離党勧
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「あわしまマリンパーク」7月再開へ 前経営者から体制刷新 今村新社長が会見
2月に閉館した沼津市の離島・淡島にある水族館「あわしまマリンパーク」運営会社の新社長に就任した放送作家今村クニト氏(54)が26日、市内で記者会見を開き、早ければ7月に再オープンする意向を明らかにした。同館のオーナー会社が保有する全株式を取得したことも公表。施設の所有権や負債に関する問題解決を急ぎ、有志による支援団体を新設して営業再開にこぎ着ける考えを示した。 今村氏側によると、同館のオーナー会社だった「オーロラ」側が保有していた全株式は、関係会社を通じて今村氏に譲渡する契約を今月12日に締結。オーロラの竹原虎太郎氏が運営会社「淡島マリンパーク」の代表取締役を辞任し、今村氏が代表取締役に就任
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茶況(4月26日)今期最多の上場量 静岡茶市場、県産一茶
静岡茶市場の県産一茶は、山間地などの遅場所を除いて各産地が出そろい、今期最多の入荷となった。開場直後から、雨後の芽合いの変化を指摘する買い手と、相場維持を図る売り手との攻防が続いた。 本山筋は500円前後の下げ。藁科は5000円台前半、足久保は手摘み物が1万円前後、玉川は5000円台中心の手合わせ。袋井は4000円から2000円台半ば。初倉は2000円前後が中心。週末にかけて一茶の摘採を終える小規模生産者も出始める。 静岡市中は荷口が増え、雨前から700~500円下げる荷が多かった。勝間田は4000円から2000円台半ばでまちまち。榛原は3000円台半ばから2000円前後、小笠は4000円台
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ネクタイ再利用しクッション 菊川LC 高齢者施設に寄贈
菊川市の菊川ライオンズクラブは、使用済みのネクタイをカバーに活用したクッション13個を市内の2高齢者福祉施設に贈った。同クラブ会員が寄せたネクタイ97本を使った。 同市棚草の「和松園」でこのほど開かれた寄贈式で黒田茂会長が職員に目録を手渡した。黒田会長は「だんらんの時間に使ってほしい」と話した。利用者からは「かわいい」「配色がすてき」と声が上がった。 喜久の園(同市仲島)にも寄贈した。
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中央区の蔵泉院 29日に「まつり」 浜松市
浜松市中央区西ケ崎の蔵泉院は29日午前10時から午後3時まで、地域交流イベント「こくうぞうまつり」を開く。新型コロナ禍の影響で5年ぶりの開催。 地域の子どもたちに日本文化に触れてもらおうと、紙芝居や日本舞踊、着物試着などのレトロ感あふれるイベントを開催する。 10台ほどのキッチンカーや駄菓子屋も出店し、来場者に楽しんでもらう。
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ATM 3~6日休止 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)は5月3~6日の4日間、同信金の全営業店内のATMと店舗外ATM(一部除く)を休止する。完成した本部棟の移転作業に伴うシステムメンテナンスのため。 イオンモール浜松市野とイオンモール浜松志都呂の両出張所や遠鉄百貨店イ・コ・イスクエア出張所など5カ所のATMは、休止期間中も利用が可能。提携金融機関やコンビニエンスストア店内のATMも利用できる。
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ツツジ、富士山、駿河湾… 色の共演 絶景“満開” 「伊豆パノラマパーク」
伊豆の国市の葛城山にロープウエーで上る観光施設「伊豆パノラマパーク」でツツジが咲き誇り、26日も多くの観光客らでにぎわった。 山頂付近でミツバツツジやヤマツツジなど約3万5000本を植栽。ぎっしりと敷き詰められたピンクや赤色の花が、富士山や鮮やかな水色の駿河湾と共演し、絶景を作り出している。 見頃は大型連休ごろまで続く見込み。
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ミニ電車 親子で体験乗車 いずっぱこスプリングフェスタ 修善寺・牧之郷駅にぎわい
伊豆箱根鉄道はこのほど、イベント「いずっぱこスプリングフェスタ」を伊豆市の修善寺駅と牧之郷駅で開いた。修善寺駅ではミニ電車や子ども向けの車掌体験、牧之郷駅では地元の子どもたちによるしゃぎり演奏が行われた。 毎年恒例の催事で、今年は会場を2カ所に拡大。各駅を巡るスタンプラリー、地場産品を販売する出店もあり、春風がそよぐ中、親子連れでにぎわった。
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27日からでサイクルカーニバル レースや餅まき 伊豆・CSC
伊豆市大野の日本サイクルスポーツセンター(CSC)は27~29日、ゴールデンウイーク前のイベント「サイクルカーニバル」を開催する。 27日はおもしろ自転車レース、28日は餅約4500個、菓子2千個を用意した餅まき・菓子まき大会、29日は縦回転ブランコで回転数を競うぐるぐるチャンピオンシップを行う。いずれも参加無料。問い合わせはCSC<電0558(79)0001>へ。
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志太地区の神社 護持へ決意新た 焼津で関係者大会
第69回志太地区神社関係者大会(県神社庁志太支部など主催)が24日、焼津市の焼津文化会館で開かれた。焼津、藤枝、島田の3市にある神社の神職や総代ら約600人が集まり、地域の神社護持や伝統文化の継承へ決意を新たにした。 同支部の神谷裕昭支部長は1月の能登半島地震に触れて「万が一を想定し、被害を少なくすることに尽力を」と述べた。神社功労者の表彰や講演も行った。
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地域安全推進員 代表者に委嘱状 藤枝防犯協と警察署
藤枝地区防犯協会と藤枝署は26日、同署管内の地域安全推進員180人を委嘱した。新任者32人、再任者148人で任期は1年。特殊詐欺防止の広報啓発や青色防犯パトロール車での警戒活動などに取り組む。 市生涯学習センターで委嘱式が行われ、同署の坂田幸隆署長が各地区の推進員の代表者に委嘱状を手渡した。3年継続して防犯活動を積極的に行った地域安全功労者16人に感謝状も贈った。
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「投資詐欺 こんな手口」 注意喚起に重点 牧之原署が警察署協議会 交通事故対策も報告
牧之原署は24日、警察署協議会を同署で開いた。舘山浩行署長ら署幹部と久保田哲男会長ら協議会委員が出席し、増加中の投資詐欺対策などを議論した。 管内で3月に高額の投資詐欺被害が発覚したことを受け、同署刑事課が手口の具体例を紹介。回覧板などで注意喚起を強化していることを伝えた。交通課は管内で出合い頭の交通事故が増加傾向にあることや、外国人向けの交通マナー教室の開催などを報告した。
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山野草と絵画 焼津で合同展
焼津市の佐野八重子さん(75)と藤枝市の清水二久子さん(68)による山野草と絵画の合同展示会「春の花と色鉛筆画」が30日まで、焼津市本町の藍画廊で開かれている。 佐野さんが山野草の鉢物とコケ玉約50点、清水さんが色鉛筆画24点を並べている。愛らしい花を付けている山野草、動物や風景を繊細なタッチで描いた絵が会場を彩っている。開館は午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。
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ヤマハ3製品受賞 ドイツのデザイン賞
ヤマハはこのほど、LEDが次に弾く鍵盤の位置とタイミングを視覚的に示す電子ピアノのクラビノーバ「CSP―295」など3製品が、ドイツの「レッドドットデザイン賞プロダクトデザイン2024」を受賞したと発表した。 他に、ライブストリーミングマイクロホン「AG01」とヘッドホン「YH―5000SE」が受賞した。14年連続で累計33件。
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静甲が業績修正 通期予想
静甲は26日、2024年3月期の通期連結業績予想を修正し、純利益を前回予想(1月26日公表)比80・9%増の7億7800万円とした。電気自動車(EV)関連など電機機器事業の生産効率改善が寄与した。 売上高は1・1%減の360億9800万円、経常利益は40・4%増の9億9700万円を見込む。
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トナー事業回復 通期予想上方修正 巴川コーポレーション
巴川コーポレーションは26日、2024年3月期通期の連結業績予想を上方修正し、経常利益を2月13日公表の前回予想比23・1%増の16億円、純利益を2倍の6億円とした。主力のトナー事業で低迷していた中国市場に底打ち感が見られ、受注環境が改善。利益率の高い製品の販売が伸びた。 売上高は0・6%増の337億円に見直した。半導体・ディスプレー関連事業で一時的に需要が増えたほか、円安効果や試作収入の増加も重なった。
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⚾女子野球W杯メンバー発表 静岡県勢は土屋、岩見選出
全日本女子野球連盟などは26日、第9回WBSC女子野球ワールドカップファイナルステージ(7月28日~8月4日、カナダ)に臨む侍ジャパン女子メンバーを発表した。静岡県勢は投手の土屋愉菜(環太平洋大、長泉町出身)、内野手の岩見香枝(埼玉西武ライオンズ・レディース、静清高女子硬式野球部監督)が選ばれた。
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人事=ヤマハ発動機(5月1日)
ランドモビリティ事業本部MC事業部3S第1地域統括部アセアン部長兼YMAP社長(ランドモビリティ事業本部SPV事業部e-Kitビジネス部長)丸田佳奈▽ランドモビリティ事業本部SPV事業部e-Kitビジネス部長(YIMM取締役)竹山洋▽YMFCA社長(BYMD)ダビッド・ベッゼーラ
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健康被害の疑い 静岡県内新たに5人 紅こうじ問題
静岡県は26日、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡り、県内で健康被害の疑いのある患者が新たに5人確認されたと発表した。県内の患者は計58人になった。
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堤防道路で発見の男性死亡 沼津市
26日午後3時10分ごろ、沼津市植田の堤防道路で「人が倒れている」と通行人から110番があった。沼津署によると、富士市の無職の男性(71)が自転車とともに道路管理用の鎖の近くで倒れていた。頭を強く打ったような傷があり、搬送先の病院で死亡が確認された。同署は、自転車に乗っていた男性が何らかの理由で転倒した可能性が高いとみて原因を調べている。
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詐欺の疑い 浜松西署
浜松西署は26日、詐欺の疑いで、浜松市中央区桜台6丁目、会社員の男(48)を逮捕した。逮捕容疑は昨年8月10日ごろ、市内の男性が所有する建物敷地内のリフォーム工事をする意思がないのに、男性から代金330万円をだまし取った疑い。
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面識ない女性殴った疑い 浜松中央署
浜松中央署は26日、傷害の疑いで浜松市中央区上島2丁目、会社員の男(40)を逮捕した。逮捕容疑は23日午後、浜松市中央区の飲食店で50代女性の顔を殴るなどし、頭部を打撲する軽傷を負わせた疑い。同署によると、2人は面識がなく、店内で近くの席に座っていたとみられる。容疑を否認している。
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50万円詐取被害 沼津の50代男性
沼津市の50代男性会社員が26日、市役所保健課員を名乗る男に現金約50万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日午後5時ごろ、男性宅に市役所保健課員と名乗る男から「消費税を多くもらっている。還付金を返す」などと電話があった。男性が指示通りに市内の金融機関のATMを操作したところ、現金が北海道の銀行口座に振り込まれたという。
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道の駅掛川 祝“20歳” 6日まで「記念ウイーク」
掛川市八坂の道の駅掛川で26日、開業20周年の記念式典が開かれた。「記念ウイーク」と銘打って5月6日まで、新茶や特売品などを提供する。 運営会社や行政の関係者がくす玉を割り、節目を祝った。道の駅掛川の岩下拓二社長が「当初は農産物が集まらず苦労したが、今では遠方からたくさんの人が来てくれる。応えてくれた農家に感謝したい」と歩みを振り返った。久保田崇市長は「道の駅がさらに発展して成長することを願う」と述べ、観光と茶業の振興に注力する考えを示した。 会場ではSBSラジオの番組「上田朋子のゴーイング マイ ウエスト」の公開生放送が行われた。日坂小児童は地元の新茶で大勢の来場者をもてなした。
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糸や布が織りなす多彩な世界 6月2日まで、御前崎 12作家合同展
糸や布を素材とするファイバーアートなどを並べた作品展「繊維↓アートへ」が6月2日まで、御前崎市門屋の静岡カントリー浜岡コース&ホテル・カルチャーフロアで開かれている。 企画したのは作家グループ「ミクスト メディア アート アソシエーション」。キルトや織り、染めなどの技法を得意とする県内外のメンバー12人が「BODY」をテーマに約200点を出品した。素材の質感などを生かし、自由な発想で人の体や生命の誕生を立体的に表現。作者の独特な世界観と創造性が来場者を引きつける。 メンバーの石崎圭子さん(56)=牧之原市=は「作品を見ていろんな想像を膨らませてほしい」と述べた。
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「姫様」名倉さん 防犯発信 細江署が広報大使に委嘱 浜松市
細江署は25日、3月に浜松市浜名区細江町で行われた春の風物詩「姫様道中」で姫様を務めた介護士名倉由香さん(24)=同町=を本年度の同署防犯広報大使に委嘱した。防犯キャンペーンへの参加など、さまざまな活動を展開する。 同署で山本氏仁署長から委嘱状を受け取った名倉さんは「高齢化が進んでいる地域。住民に詐欺に気をつけてもらうため、自分から発信したい」と意気込みを語った。山本署長は「管内ではサポート詐欺などが多発している。1件でも減らしたい」と協力を求めた。 同署によると昨夏以降、国際電話でのサギ電話が増えているという。名倉さんは初仕事として、自宅の固定電話の国際電話利用を休止する申込書を記入した。
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慈善ゴルフの浄財寄付 湖西など4LC、湖西市社協へ23万円
湖西、三ケ日、奥浜名湖、浜北の4ライオンズクラブ(LC)は25日、合同のチャリティーゴルフ大会を湖西市の浜名湖カントリークラブで開いた。17人が参加し、親睦を深めながら集めた浄財23万1千円を市社会福祉協議会に寄付した。 4LCからの寄付に加え、参加費やチャリティーホールなどの募金を集めた。贈呈式では、国際協会334-C地区1リジョン3ゾーンの鈴木喜夫ゾーンチェアパーソンが4クラブを代表し、市社協の森宣雄会長に目録を手渡した。森会長は「地域の社会福祉を推進するため活用したい」と感謝した。
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地域安全推進員 新たに31人 浜松中央署が委嘱
浜松中央署は25日、地域防犯活動のリーダー役を担う地域安全推進員の2024年度の委嘱式を開き、新たに31人に委嘱した。計270人が各交番や駐在所ごとに子どもの登下校時の見守りや駐輪場周辺でのパトロール、年金支給日に合わせた金融機関での広報啓発活動などに取り組む。 式には伊熊利夫会長ら役員も出席。新規委嘱者を代表して乗富政行さん(70)が高橋直人署長から委嘱状を受け取った。高橋署長は「ぜひ地域の実態に即した活動をお願いしたい」とあいさつした。地域警察や交番の活動、犯罪情勢の紹介なども行われた。
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安全運転推進、3事業所を指定 浜松中央署と地区安管協
浜松中央署と浜松中央地区安全運転管理協会は24日、本年度の安全運転推進事業所の指定証交付式を同署で行った。高橋直人署長と藤井信行会長が、アツミテック、遠州鉄道介護事業部、一般財団法人中部電気保安協会浜松営業所の担当者に指定証を手渡した。 3事業所は従業員の交通安全意識の向上に努めるとともに、同協会の加盟社1175事業所の代表として、事故防止の啓発に取り組む。高橋署長は最近の交通事故状況を説明した上で「安全意識向上に皆さんの協力が不可欠。ご尽力いただきたい」と呼びかけた。 同協会などは同日、前年度指定事業所の医療法人社団心、新機械技研、河合楽器製作所本社の担当者に感謝状を贈った。
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浜松学芸中高南館が完成 節目祝い高校生美声 披露
浜松市中央区の浜松学芸中高に新しく南館が完成し26日、竣工(しゅんこう)式が行われた。音楽コースの高校生が同館音楽ホール「ときわホール」でピアノの独奏や合唱を披露し、節目を祝った。 老朽化に伴う更新や、高校に新設した学科に対応する教育環境を整えるために新築した。鉄筋コンクリート造り5階建て。12の普通教室のほか、音響設備の整ったレッスン室などを完備した。 ときわホールは森林管理協議会(FSC)の国際認証「FSCプロジェクト認証」を取得した。環境に配慮したFSC認証材を使用した建物として国際的に認める制度で、認証材の天竜産ヒノキやスギをステージや壁面に取り入れた。4、5階の吹き抜けで天井が高く
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学生の活動で浜松元気に 中心街で「ごみ拾い」 プロジェクト本格化、企業も支援
「学生のやりたいこと」の実現を通じて浜松地域の活性化を目指す「浜松学生プロジェクト(略称・はまガク)」が活動を本格化させている。20日は「ごみを捨てない文化」の機運醸成を目指し、浜松市の中心街で学生が企画したごみ拾い活動を行った。今後もごみ拾いを含む複数の企画を継続的に開催して参加学生の裾野を広げる。市内企業も後方支援する。 ごみ拾いには静岡文化芸術大と愛知大の4年生と2年生計7人が参加し、JR浜松駅北口から浜松城周辺まで、街路や植え込みに落ちているペットボトルや空き缶、プラスチックごみ、たばこの吸い殻などを集めた。企業関係者や市職員も加わった。愛知大4年の森悠里香さんは「多くの学生に体験に
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幻想的空間 月夜の茶摘み 掛川
掛川市の掛川茶振興協会は25日夜、恒例の「月夜の茶摘み会」を同市五明の茶園で行った。参加者は月明かりの下、柔らかな新芽を丁寧に摘み取った。 県内外の約60人が参加し収穫を楽しんだ。生育の早かった「めいりょく」の茶園250平方メートルが会場。東山茶業組合が製作した竹灯籠の明かりや藤枝市の演奏者HIROさんによるアコースティックギターや竹笛の音色が、幻想的な空間を演出した。3度目の参加という掛川市の会社員青山直子さん(61)は「たくさん摘めて楽しかった。月の下での収穫は貴重な機会」と話した。 「満月の夜に摘んだ茶はおいしい」との一説を元に2009年に始まったイベントで、新茶の呈茶や菓子のサービス
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県内企業、PR戦略学ぶ 錦鯉とねおさんも登壇 静岡市でセミナー
静岡県内企業のPR戦略をテーマに静岡放送が2月に放送したテレビ番組「私たち、これで知ってもらいました。~ヒットの歴史紐解きます~」から派生したセミナー(静岡新聞社・静岡放送主催)が26日、静岡市葵区で開催された。県内の経営者などが参加し企業PRのこつを学んだ。 お笑いコンビ「錦鯉」と動画クリエーターのねおさんが登壇。Z世代に人気のねおさんは「インサイトを意識しメインターゲットの年齢や生活習慣に合わせた発信が重要」とSNSの効果的な運用法を説明した。 「地元・静岡で愛されるために大切にしていること」を主題にした討論ではフジドリームエアラインズ(同市清水区)や春華堂(浜松市中央区)の担当者が広報
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富士山麓にピンクのじゅうたん シバザクラ見頃、桜と共演も 山梨・富士本栖湖リゾート
「富士芝桜まつり」開催中の富士本栖湖リゾート(山梨県富士河口湖町)でシバザクラが見頃を迎え、ピンクのじゅうたんが富士山麓を彩っている。寒さの影響で開花が遅れていた桜との共演が、訪れた人たちを喜ばせている。 約1万5千平方メートルに7品種約50万株が咲く。今年のテーマ「息をのむ、ピンク。」に合わせ、ピンクの品種を増やした。ピークが異なる複数の品種を集めたエリアも設け、長く楽しめるようにした。 3月以降の気温が低く、例年に比べゆっくり開花。大型連休の後半に満開になる見込み。桜との共演は大型連休前半まで楽しめそう。 富士山と池を組み合わせた構図で写真撮影する来園者が多いという。絵本の世界を思わせる
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三島の書道塾 銀座で作品展 能登復興願う力作も
三島市の書家福田房仙さん(74)が主宰する書道塾「房仙会」の書展が26日、東京・銀座の鳩居堂画廊で始まった。オンラインで学ぶ全国の生徒が日ごろの練習の成果を披露。能登半島地震の復興を祈願する作品も飾っている。28日まで。 24回目で、福田さんと夫の光孝さん、20~90代の生徒42人が出展した。和歌や漢詩を題材に行書、楷書、隷書などの書体で書いた多彩な作品が並ぶ。「能登はやさしや土までも」―。実家が能登にあるという女性は、能登を表現する際に使われる言葉をしたためた。 平安時代の名筆「升色紙」に収められているさまざまな和歌をテーマに生徒19人が手がけ、巻物にとじた力作も見どころの一つ。用いる文字
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須山小150周年 全校児童、教職員、地域住民 “誕生日”祝う 裾野 学校の歴史クイズ、合唱楽しむ
裾野市の須山小で開校日の26日、創立150年記念集会が開かれた。全校児童90人が教職員や地域住民と一緒に、富士山麓にある同校の「150回目の誕生日」を祝った。 三柴美智子校長が資料を使って150年の歩みを振り返り、「明治7(1874)年に現在の裾野市内で最初に開校しました」と紹介した。学区で生活する卒業生の根上博さん(83)と時田純平さん(42)がそれぞれの学校生活を踏まえ、「たくさんの友だちと楽しい思い出を作ってください」と呼びかけた。 児童会の児童が学校の歴史にまつわるクイズを出題。最後に6年生の楽器演奏に合わせ、全員で「ハッピー・バースデイ・トゥー・ユー」を合唱した。 同校は本年度、1
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バラ1100品種6000株 「絵画の風景」 河津バガテル公園 28日から「まつり」
1100品種6千株が植栽された河津町のバラ園「河津バガテル公園」で28日、「春バラまつり」が開幕する。園内約3万平方メートルに植えられた多彩なバラの数々が期間中、来訪者を出迎える。6月30日まで。 左右対称の幾何学模様が印象的なフランス式庭園では、早咲き品種の一部が既に花を咲かせた。小ぶりでかれんな「オールドブラッシュ」や、赤色と黄色が混じり合った鮮烈な色合いが目を引く「つるチャールストン」などが彩る。同園によると、生育状況は例年より若干早く、大型連休明けごろに全体的な見頃を迎えそう。 職員の柏崎亨さん(53)は「絵画のような風景を是非楽しんでほしい」と来訪を呼びかけている。 園内のショップ
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特殊詐欺未然防止で感謝状 裾野署、コンビニ店長に贈呈
裾野署は24日、特殊詐欺被害防止に貢献したとして、セブン-イレブン裾野向田小学校前店の近藤正三店長(43)に感謝状を贈呈した。 近藤店長は7日午前1時ごろ、50代女性が店で5万円分の電子プリペイドカードを購入しようとしたことを不審に思い、声をかけた。女性が「パソコンがウイルス感染した。業者からカードを購入するよう言われた」などと話したため、詐欺を疑い通報した。 近藤店長は「売る方にも責任がある。高額な購入は使用の目的を確認し、被害を何とか防ぎたい」と話した。同店と裾野茶畑店は湯山秀器オーナー(73)の発案で1月末ごろから、プリペイドカードの商品棚に詐欺被害の注意を喚起する張り紙を設け、未然防
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戸田の魅力 発見、発信 映画上映や売店も 沼津・御浜岬公園
沼津市の戸田観光協会と市商工会戸田支所、地域民間事業者でつくる「戸田フェス実行委」はこのほど、同市戸田地区の魅力を発信するイベント「Head for Heda(ヘッド・フォー・ヘダ)」を御浜岬公園で開いた。 夏は海水浴客でにぎわう公園に、同市近辺の飲食や雑貨のブースが約30店舗並んだ。テントサウナやクルージングなど海を生かした催し、音楽ライブ、映画上映でにぎわった。当日限定で、公園内にテントブースを設け、沼津港-戸田港間の渡船も特別運航した。 昨夏以来2回目。まちづくり会社レイバー代表の鈴木智博実行委員長は「住民が地元の魅力を発見し、外部の人に知ってもらう機会にしたかった。秋も開催する」と話
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ツツジ 色鮮やか 伊東・小室山公園
伊東市川奈の小室山公園つつじ園で、ツツジが見頃を迎えた。色鮮やかな花の“じゅうたん”が敷地内を彩り、来園者を楽しませている。 約3万5000平方メートルの園内には40種・約10万本のツツジを植栽している。最も多い品種「ベニキリシマ」が紅色の花を咲かせるなど各所を鮮やかに染めた。昨年より1週間から10日ほどペースが遅く、27~29日の3連休は最盛期が続く見通し。好天に恵まれた25日は行楽客が続々と訪れ、散策に繰り出した。見どころの一つのツツジのトンネルでは頭上をアーチ状に覆う花の下をくぐり、記念撮影を楽しんでいた。 29日午前10時から、リフト乗り場駐車場付近の広場でツツジの苗木や花の苗の配布
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空きビル“再生” 交流空間へ 富士・吉原商店街 ホテル7月稼働 1階は宿泊者と住民 憩いの場
富士市の吉原商店街で、空きビルを改修してホテルにする取り組みが進められている。7月に本格稼働を予定し、1階はレセプションラウンジとして、宿泊者と商店街住民が交流できる空間を提供する。リノベーションを主導する富士山まちづくり会社取締役の鈴木大介さん(36)は「商店街で活躍する人のエネルギーを来訪者に見せられる拠点になる」と見込む。 改修中の物件は、商店街東部にある築60年前後の鉄骨4階建て延べ床面積約260平方メートルのビル。十数年前にキムチ店が閉店して以降は空室になっていた。 1階のラウンジは裏庭とつないだ半屋外の飲食可能な空間になる予定。地元住民も集まる憩いの場に仕上げ、宿泊者と住民が会話
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岩地温泉大漁まつり 本年度の中止を決定 松崎町、人手不足
松崎町は26日の定例会見で、2024年度の「岩地温泉大漁まつり」を中止すると明らかにした。同町の岩地海岸で毎年5月に開かれている恒例行事だが、20年度に新型コロナの影響で中止となって以来開催されていない。再開の可否については検討中という。 岩地地区と岩地観光協会が主催するイベントで、カツオの遠洋漁業で栄えた歴史にちなんで漁船のパレードを行ったり、カツオを使った郷土料理を振る舞ったりしていた。今回は地域住民の高齢化や人手不足が原因で中止を決めたとみられる。
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「土肥集学校」にこいのぼり30匹 伊豆、6日まで
伊豆市の旧土肥小校舎を活用した施設「土肥集(しゅう)学校」のグラウンドに5月6日まで、カラフルなこいのぼり約30匹が飾られている。設置期間に合わせ、同市の観光施設「土肥金山」の売店の一角には、こいのぼりコーナーが設けられている。 土肥集学校を運営するIT機器リサイクル業のリングロー(東京都)と同市商工会土肥支部が企画した。同市土肥地区住民らが寄贈した全長1~7メートルほどのこいのぼりを飾っている。 同施設では、こいのぼり型の短冊に願い事を書いて、特製のボードに貼り付けられる。今後、地元の土肥こども園と土肥小中一貫校の子どもたちがポリ袋や画用紙を材料に製作したこいのぼりを壁に掲示する。
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官民問わずイベント一括案内 三島市がAI集約サイト
三島市は26日、市内のイベント情報を集約したサイトの運用を始めた。官民問わずさまざまなイベントを一括で案内でき、関係人口の増加やにぎわいの創出につなげる。人工知能(AI)を使って情報を自動収集する特許技術を用いた仕組みで県内自治体では初めての導入という。 インターネット上のホームページやSNSで発信される市内開催のイベントをAIが集めて紹介。職員が掲載基準に合うか確認した上で週に1度更新する。イベント主催者が掲載を希望する場合は専用フォームからも登録できる。 「子育て・子ども向け」「祭り・フェス」などのカテゴリー検索をはじめ、開催日や人気ランキングなどでイベントを絞り込むことも可能。担当者は
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キン肉マン聖地に ミュージアムPR 沼津商議所で関係者
沼津商工会議所の常議員会が26日、沼津市の同商議所で開かれた。29日に同市中心市街地にオープンする人気漫画「キン肉マン」の全国初の常設施設「キン肉マンミュージアムin沼津」について、関係者が特徴や活性化への期待感を地元経済人らにPRした。 施設は沼津駅南口の仲見世商店街に構える。商店街は同市が舞台の「ラブライブ!サンシャイン!!」で登場し、聖地として知られる。地元はラブライブに続く第二の聖地化へ期待を寄せているほか、地元経済人の間でもコラボによるにぎわい創出を求める声が出ている。
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伊豆市認定ブランド アマギフト商品募る 30日まで、市産業振興協
伊豆市産業振興協議会は30日まで、「清流がはぐくむ、伊豆天城山のふもとから届ける心づくしの贈りもの」というコンセプトで、同市の認定ブランド「AMAGIFT(アマギフト)」の認定商品を募集している。 応募資格は市内に主な事業所があり、特産品を生産、加工、製造している個人、企業、団体。市内の特産品や地域資源(素材、歴史、文化など)を活用した商品のうち、ほかに負けない特徴や品質がある商品が対象となる。 現在梅シロップ、わさびモナカ、修善寺バーガーなど10事業者の18商品が登録されている。問い合わせは同協議会<電0558(72)7007>へ。
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沼津の一般廃棄物処理施設 判断保留 再審議へ 都市計画審
沼津市都市計画審議会(平野忠幸会長)が26日、市内で開かれた。静岡市清水区の業者が提出した一般廃棄物処理施設の申請について、委員から沼津市内で別の同種施設の建設計画があり、複数できることを疑問視する意見が相次いだ。審議会は判断を保留し、改めて審議することを決めた。 審議会は都市計画に関して市長の諮問を受け審議する機関で、提出案件に対し妥当性の判断をいったん見送るのは異例。 今回の申請は、沼津市足高の工業地域約4850平方メートルの敷地に一般廃棄物の古紙や廃プラスチックを選別し、プレス加工する工場などを建設する計画。市は市内のプラスチック容器包装ごみの中間処理施設を整備・運営する別の業者をプロ
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静岡空港発着便 最大1万円還元 開港15周年
富士山静岡空港利用促進協議会は開港15周年記念として、静岡空港発着便の利用者を対象に1人最大往復1万円のキャッシュバックと、夏休みの子ども向けに最大往復3000円をキャッシュバックするキャンペーンを行う。申請は5月7~31日。 対象となる搭乗期間は、最大1万円キャッシュバック(先着1000人)が6月3日~7月12日、夏休みの子ども向けキャッシュバック(同500人)が7月22日~8月30日。いずれも対象は平日に限る。 同協議会のウェブサイトから富士山静岡空港サポーターズクラブの会員登録(入会、年会費無料)が必要。サポーターズの公式LINE(ライン)の友だち登録をした上で、LINEから申請を行う
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部活動地域移行 静岡県内首長ら学ぶ 静岡市でセミナー
静岡県内市町の首長や県幹部職員らが地域課題の解決策や地域振興のヒントを探る県の「ふじのくに地域創造セミナー」がこのほど、静岡市内で開かれた。びわこ成蹊スポーツ大の間野義之副学長が部活動の地域移行やスポーツを活用した地域活性化について講演した。 間野副学長は「未来のブカツ 部活動の地域移行のその先」と題した講演で、部活動の課題解決と中高生年代に理想的なスポーツ環境の両立を目指す上で、採算性や施設の柔軟な活用などの問題が浮上していると指摘。スポーツベッティング(賭け)を合法化し、税収を政府の財源とする案なども示した。 5月に辞職する川勝平太知事は冒頭のあいさつで、富士山の世界文化遺産登録やラグビ
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投開票速報事務 正確かつ迅速に 選管担当者会議【静岡県知事選】
5月9日告示、26日投開票の静岡県知事選で、投開票速報事務を担う市区町選管担当者向けの会議が26日、オンライン形式で開かれた。 県選管の磯崎猛総括書記長補佐は参加した市区町選管職員に、「県の新たな代表を選び、進むべき方向を決める極めて大切な選挙で、県民の関心も高い」と述べ、正確性と迅速性の両立を求めた。 5月26日の投開票日に行われる知事選の速報は市区町選管がインターネット回線を使って報告した投開票情報を県選管が取りまとめ、ホームページ掲載や報道機関への連絡を行う。 投票状況は午前9時半から午後9時半までの計9回、中間発表する。投票率、投票者数は午前10時半から発表する。開票状況は午後10時
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春スキーへ準備万端 27日オープン 静岡市葵区・リバウェル井川
静岡市葵区の市営スキー場「リバウェル井川」は26日、27日から開始する春スキー営業に向け施設の整備作業を行った。5月26日までの土、日、祝日に営業する。入場無料。 作業には、同施設を管理する「リバウェル井川運営組合」(大代竜彦組合長)の組合員10人ほどが参加。全長約200メートル、幅約16メートルのゲレンデに敷かれたスノーマットを整備し、レンタルスキーを点検した。大代組合長は「山々の新緑も美しく風も気持ち良い季節。ぜひ、遊びに来てほしい」と来場を呼びかけた。問い合わせは同スキー場<電054(260)2316>へ。
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ビアガーデン 夜風に吹かれ乾杯 静岡パルコでオープン
静岡市葵区の静岡パルコの屋上で26日、ビアガーデンがオープンした。昨年より約2カ月早い開店で、夜風に吹かれながら飲食を楽しむ来店者でにぎわった。9月29日まで。 静岡地方気象台によると、この日の市内は最高気温26・9度を記録し、6月下旬並みの暑さとなった。大学の友人7人で参加した常葉大外国語学部4年の萩原夕鶴さん(21)は「屋外で開放感たっぷり。みんなとの時間を楽しみたい」と笑顔を見せた。 期間中、バーベキューや海鮮料理のほか、沖縄や台湾、静岡など各地のフェアも開催する予定。料理に応じて4コースが用意され、2時間半の飲み食べ放題で4千~7千円。
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連携プレーで詐欺被害防ぐ 静岡城西郵便局に感謝状 静岡中央署
架空料金請求の詐欺被害を未然に防いだとして、静岡中央署は24日、静岡城西郵便局に署長感謝状を贈った。同署で開いた贈呈式で財津康署長が、鍋田幸寿局長に感謝状を手渡した。 功労者は鍋田局長と牧野友美課長代理、志賀久見子主任。3人は連携し、3月28日に来店した高齢男性が「預金を受け取るための手数料を支払いに来た。米国の銀行に父の残した預金がある」などと話したことから詐欺被害を疑い、説得を続けたり、近くの交番に通報したりして被害を未然に防いだという。 鍋田局長は「最後のとりでが金融機関。新しい詐欺の手口も勉強しながらこれからもお客さまの財産を守りたい」と意気込んだ。
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糸や布が織りなす多彩な世界 6月2日まで、御前崎 12作家合同展
糸や布を素材とするファイバーアートなどを並べた作品展「繊維↓アートへ」が6月2日まで、御前崎市門屋の静岡カントリー浜岡コース&ホテル・カルチャーフロアで開かれている。 企画したのは作家グループ「ミクスト メディア アート アソシエーション」。キルトや織り、染めなどの技法を得意とする県内外のメンバー12人が「BODY」をテーマに約200点を出品した。素材の質感などを生かし、自由な発想で人の体や生命の誕生を立体的に表現。作者の独特な世界観と創造性が来場者を引きつける。 メンバーの石崎圭子さん(56)=牧之原市=は「作品を見ていろんな想像を膨らませてほしい」と述べた。
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防災力向上 総務省評価 焼津市消防団に「地域貢献表彰」
焼津市消防団(岩本操団長)が2023年度に創設された総務省の「消防団地域貢献表彰」に選ばれ、24日に市役所で中野弘道市長に受賞を報告した。 同表彰は地域防災力の向上や消防団員の確保などに特に積極的に取り組む団体を対象とする。同消防団は全国38団体の一つとして、県内で唯一受賞した。 同消防団の幹部が総務省で行われた表彰式で受けた賞状や盾を披露した。岩本団長は「日々の訓練をはじめとした、地域に密着した活動を評価してもらえた」と喜びを語った。岩本団長は表彰式で全国の代表として謝辞を述べていて、中野市長は「全国一の総務大臣表彰だと思う」と受賞をたたえた。
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新入学児 事件や事故防止対策推進 静岡中央署協議会
市民の意見を警察業務に反映させる静岡中央署協議会(高田和明会長)の会合がこのほど、同署で開かれた。協議会委員と署幹部約20人が出席し、4~6月の業務重点として「新入学児童に対する各種事件・事故防止対策の推進」を承認した。 財津康署長は「静岡まつり」の雑踏警備に延べ約400人の警察官が対応したことを紹介し、「新型コロナも落ち着き、街に活気があふれ、大型のイベントが開催される状況。警察としても変化に対応すべく万全を期す。署員も気を引き締めている」と力を込めた。 今期の業務重点では、新入学児童を不審者から守るための不審者対応訓練や防犯アプリ「どこでもポリス」の普及促進と不審者情報のタイムリーな発信
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希望と誇り胸に入隊 自衛隊ニュース
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・田代裕久1等陸佐)はこのほど、陸上自衛隊板妻駐屯地(御殿場市)で行われた第34普通科連隊自衛官候補生入隊式に参加した。自衛官候補生たちが駐屯地での生活を始めて約2週間。静岡県と神奈川県から同駐屯地に教育入隊した85人が、入隊式に臨んだ。 告達では自衛官候補生一人一人の名前が呼ばれ、自衛官としての宣誓を声高らかに読み上げた。兜智之1等陸佐は式辞で、「これから候補生教育が始まる。3カ月後にたくましい姿を見せられるよう、切磋琢磨(せっさたくま)するように」と激励した。全員で連隊歌を斉唱し入隊式が無事終了すると、候補生たちは再会した家族と話をしたり記念撮影をしたりして
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能登地震被災地へ 初の中長期派遣 静岡市4職員に辞令
石川県の能登半島地震の被災地に中長期派遣される静岡市職員への辞令交付式が26日、市役所静岡庁舎で行われた。計4人が5月1日から2~5カ月間、輪島市と珠洲市で河川や下水道施設の復旧工事の設計書作成や、被災した建物の公費解体にかかる事務作業などに従事する。 葵北道路整備課の田中史哉さん(43)、環境保全課の溝渕一洋さん(45)、大谷・小鹿まちづくり推進課の望月宏紀さん(36)が輪島市、下水道維持課の稲葉好彦さん(45)が珠洲市に赴く。市はこれまで、短期派遣として職員延べ836人を被災地に派遣してきたが、中長期派遣は初めて。 難波喬司市長から辞令を受けた田中さんは職員を代表し「早期の復興、復旧につ
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交番協力員に警察OB委嘱 静岡中央署
災害時の応援出動などで交番の警察官が長期不在になった場合、空き交番にボランティアとして配置される大規模災害等交番協力員に対する委嘱式が26日、静岡中央署で開かれた。財津康署長が今回委嘱された22人のうち出席した10人に委嘱状を手渡した。 協力員は管内在住の警察官OBらが務め、任期は2年間。地理案内や届けを警察署に取り次ぐなどの業務を担う。財津署長は「交番の最後のとりでとなる先輩方。もし災害などがあった場合には力をお借りして住民の不安払拭に努めたい」と語った。協力員の一人、古屋達男さんは「警察が総力を挙げて災害などに対応している時に、ノウハウを持つOBとして署員を支援したい」と語った。
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「耳鳴り抑制装置」 全国奨励賞 島田工高生開発、企業も注目 医療従事者 負担軽減目的
島田工業高情報電子科放送技術班が耳鳴り抑制装置を開発し、第82回全日本学生児童発明くふう展で奨励賞に選ばれた。同班の受賞は2年連続で、研究論文としても第21回高校生・高専生科学技術チャレンジ2023で敢闘賞に輝いた。医療従事者の負担軽減を目的に、誰でも簡単に扱える耳鳴りを和らげる電子機器を完成させた。 装置は音響効果で耳鳴りを気にならなくさせて順応させる療法を取り入れた。普段の課題研究として、コンサートの舞台装置や式典の映像中継などで扱ってきた音響、電子回路の技術と知識を応用した。ホワイトノイズを発生させる回路を搭載し、周波数を高音から低音の間で切り替えることが可能。実用性を意識し、切り忘れ
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無事故・無違反コンクール 優秀12自治会を表彰 焼津
焼津市交通安全対策協議会、焼津署などはこのほど、2023年の自治会別無事故・無違反コンクールの表彰式を同市の焼津文化会館で行った。優れた成績や取り組みの12自治会を表彰した。 コンクールは昨年の1年間で実施。交通事故や違反の少なさを競う「優秀自治会賞」、交通安全活動を評価する「交通安全啓発賞」の2部門を設け、上位の自治会の代表者に賞状を贈った。併せて優良運転者や交通安全功労者も表彰した。 表彰を受けた自治会や個人は次の通り。 【優秀自治会賞】人口3千人未満 ①西島②中島③下小杉▽人口3千人以上 ①焼津第2②東益津第15③豊田第10 【交通安全啓発賞】人口3千人未満 ①焼津第5②焼津第1③上泉
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富裕層向け事業強化へ業務提携 静岡銀行、都内企業と
静岡銀行は26日、マネーフォワードプライベートバンク(東京)と業務提携契約を結び、富裕層向けに資産管理形成などの相談対応、サービスを強化すると発表した。 マネー社は所有資産10億円以上の超富裕層を対象に、資産管理形成をサポートする「ファミリーオフィス事業」を展開する。静岡銀によると、富裕層の顧客は証券や不動産など多様な金融商品を所有するケースが多く、悩みもさまざまという。業務提携を通じて同社のノウハウ、サービスを活用し、富裕層向けのコンシェルジュ機能を整備して課題解決と利便性向上につなげる。 健康や教育・留学など非金融の分野でも富裕層への伴走支援を強化する。マネー社への人材派遣も行い、事業拡
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東京青果市場案内(JA静岡経済連東京事務所調べ)連休前 引き合い強まる
東京都中央卸売市場では野菜全般に入荷量が少ない状況が続いている。連休に向けて土物類やレタス類などの発注量は増加しているが、不足気味の品目が多く引き合いが強まっている。 【セロリ】売り場が広がり、今週末も特売絡みの発注が増加。各産地の入荷量は想定より少ないため、相場は上げ。 【葉ネギ】九州産地の入荷量は横ばい。気温上昇で薬味需要が高まっていて、相場は強含み。 【ワサビ】入荷量は横ばい。円安の影響を受け、昨年以上のインバウンド需要増が予想される。連休に向けた発注が入っており、相場は上げ。 【豆類】スナップエンドウは熊本県産が終盤で全体量は減少。来週から福島県産が盛期の予定。砂糖エンドウは固定客に
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電子契約サービス 返済途中手続きも スルガ銀行
スルガ銀行はこのほど、SMBCクラウドサイン(東京)が提供する電子契約サービスの利用を融資返済中の顧客にも広げた。同銀行によると、新規契約だけでなく、返済額や期間の変更など契約途中の手続きにも電子契約を導入するのは全国的に珍しいという。 2022年から無担保ローンの契約時に始めた同サービスを、無担保ローンと有担保ローンの返済途中の手続きに導入した。紙と印鑑で行ってきた各種契約がオンラインで完結できるため、来店や書類の郵送、収入印紙が不要になり、利便性向上につなげる。
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斉藤会長 退任へ 遠州鉄道 相談役に
遠州鉄道は26日、斉藤薫代表取締役会長(71)が6月27日に退任し、相談役に就くと発表した。退任後の会長職は不在となる。 代表権があるのは丸山晃司社長(57)のみとなる。新しい布陣で、4月にスタートした「人を大切にして企業価値を高める」を基本方針にした新中期経営計画の推進に臨む。 斉藤氏は1976年に遠州鉄道に入社し、運輸畑などを歩んだ。遠鉄アシスト社長などを経て2013年に遠州鉄道社長に就任し、経営効率化を推進。会長に就いた22年からは丸山社長とともに、コロナ禍で打撃を受けた運輸や観光事業などの再生に努めた。 斉藤会長は「地域が人口減少や変革期にある厳しい状況下、生活に密着した幅広い事業を
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男子・浜西、女子・岡田、混合団体・川野(御殿場南高出)ら選出 陸上・五輪競歩代表
日本陸連は26日、パリ五輪の競歩代表を発表し、20キロは男子の浜西諒(サンベルクス)と古賀友太(大塚製薬)、女子の岡田久美子(富士通)が名を連ねた。浜西と古賀は初、岡田は3大会連続の代表入り。既に男子で東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成、浜松日体高出)、女子の藤井菜々子(エディオン)は2月の日本選手権でともに2大会連続の代表入りを決めている。 今月21日の世界競歩チーム選手権で二つの五輪出場枠を獲得したリレー形式の混合団体メンバーには、男子は川野将虎(旭化成、御殿場南高出)と高橋和生(ADワークスグループ)、女子は岡田と柳井綾音(立命大)を選出した。
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⚽日本、パリ切符あと1勝 カタール下し準決勝へ サッカー五輪アジア最終予選
サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア・カップ第10日は25日、ドーハで準々決勝2試合が行われ、日本はカタールを延長の末に4-2で下し、8大会連続の五輪出場にあと1勝と迫った。29日午後8時半(日本時間30日午前2時半)からの準決勝でイラク-ベトナムの勝者と対戦する。 日本は前半早々に山田楓(東京V)が先制。その後に追い付かれ、退場者を出したカタールに一時逆転されたが、後半22分に木村(鳥栖)の得点で2-2とした。延長で細谷(柏)が勝ち越し点を決め、内野航(筑波大)が突き放した。 インドネシアは韓国と2-2で延長を終え、PK戦を11-10で制した。韓国の五輪
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架空の工事費 詐取認める TOKAI元社員 静岡地裁初公判
TOKAIホールディングス(静岡市葵区)のリフォームなどを担うグループ会社TOKAIで架空の工事代金を同社に請求し、現金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた同社元社員、コンサルタント業の男(44)=藤枝市岡部町=の初公判が26日、静岡地裁(谷田部峻裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。 検察は冒頭陳述で、被告は遅くとも2018年ごろから、建設業の男(58)=焼津市、詐欺罪で起訴=を通じて同社から現金をだまし取るようになったと指摘。建設業の男の会社を1次下請け業者、実態のない別の会社を2次下請け業者として装い、TOKAIから支払われた架空の工事代金が自身に流れる仕組みだったと述べた。架空
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中部電力の純利益が過去最高4031億円
中部電力が26日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前期比約10・5倍の4031億円と過去最高だった。燃料価格の下落が寄与した。売上高は9・4%減の3兆6104億円だった。 名古屋市内で会見した林欣吾社長は「純利益が過去最高となったことは評価する」と述べた上で、燃料価格の下落は業績の一時的な押し上げ要因に過ぎないと強調した。 25年3月期の連結業績予想は、売上高が0・3%減の3兆6千億円、純利益は57・8%減の1700億円とした。燃料調達コストの上昇などを考慮した。 同時に25年度までの中期経営目標の修正も公表し、連結経常利益を従来の1800億円以上から2千億円以上に引き上げた。東芝
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御室氏、全信協会長退任へ 2期4年 経営基盤向上など推進
全国信用金庫協会(全信協)は26日、会長の御室健一郎浜松いわた信用金庫会長(79)が、6月下旬に任期満了で退任すると発表した。御室氏は2020年6月に本県関係者で初めて全信協会長に就いた。 2期4年にわたり、県内9信金を含む254信金が加盟する協会を率いた。新型コロナウイルス禍が続く中、市場縮小や原材料高騰などの課題を抱える全国の信金の経営基盤向上支援、信金の目指すべき姿を示す新3カ年計画策定、デジタル化対応などを推進した。 御室会長は取材に「コロナ禍の困難な事態に対し、信用金庫業界で団結することができた。今後も金融情勢変化への対応や変革期の地域企業の支援に、引き続き信金が役に立てるよう取り
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堂ケ島温泉ホテル 再建支援で2000万円 西伊豆町が貸し付け
西伊豆町は26日、経営難に陥っている宿泊施設「堂ケ島温泉ホテル」(同町仁科)の再建支援を目的に、同施設に2千万円を貸し付けた。町は、観光産業の重要拠点で景勝地の堂ケ島に立地する同施設を、外国資本による土地取得防止や町内経済維持のために支援する方針を示している。貸付金は最大3億円で、経営状況に即してその都度融資が行われる。 同施設を巡っては、23日の町議会臨時会で貸付金の財源を盛り込んだ2024年度一般会計補正予算案を可決したが、賛成と反対が同数となり、議長裁決に至る事態となった。雇用の安定や固定資産税などの税収確保につながるという賛成の声があった一方で、「資金回収に疑問を呈する」「土地取得を
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マダニ媒介感染症 静岡県内で今年2例目
静岡県は26日、中部保健所管内在住の50代女性が、マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」に感染したと発表した。同保健所管内の60代女性の感染が22日に発表されたのに続き、今年に入り県内2例目になる。 県によると、女性は16日ごろから発熱や発疹がみられ、同保健所管内の医療機関を受診し入院した。左足にマダニにかまれた跡があり、県環境衛生科学研究所で検査した結果、日本紅斑熱の病原体遺伝子を検出した。畑での作業中、ウイルスを保有するマダニにかまれて感染したと推定される。女性は入院中で快方に向かっている。 県内では過去、2年間に1人の割合で重症化による死亡例がみられる。マダニに刺されないような服装で対策
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失意乗り越え不屈の歩き 競歩・川野(御殿場南高出)パリ五輪内定 混合団体「金」への切り札に
35キロ競歩がパリ五輪種目から消えて1年。決して思い描いた道ではなかったが、川野将虎(旭化成、御殿場南高出)が2度目の五輪にたどり着いた。26日に男女混合団体代表に内定。世界選手権2大会連続メダルの主戦場を奪われた25歳は、転向した20キロでも個人出場を逃した失意を乗り越え、新種目で悲願の金メダルを狙う。 「日本の競歩の歴史は50キロの選手が築いてきた」。50キロが最後に行われた東京五輪で6位入賞し、後継の35キロでも2022年世界選手権で銀メダルを手にした川野は、そんな先達への思いを胸に日本の長距離競歩を支えてきた。だが、昨年4月にパリ五輪で35キロの不実施が決定。「長い距離こそ競歩の魅力
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光る技術 アルミのバラ 薄く複雑な花びら再現 5月2日からガーデンパーク会場で展示【浜名湖花博2024】
浜松市中央区で開催中の「浜名湖花博2024」の浜名湖ガーデンパーク会場に5月2日から、コンピューター断層撮影(CT)や金属3Dプリンターで造形した「アルミのバラ」がお目見えする。薄くて複雑な花びらの形状を金属で再現し、「ものづくりのまち」の高い技術を広く発信する。 アルミのバラは長さ約20センチ、重さ45グラムで花びらの大きさは約8センチ。同市浜名区の静岡県浜松工業技術支援センター内デジタルものづくりセンターが製作した。 製作方法は、実物のバラをエックス線CT装置で撮影し、70%ほどの大きさに縮小してデータ化。アルミの粉末を厚さ60ミクロン(1ミクロンは千分の1ミリ)で敷き、3Dプリンターの
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GW事故防止 静岡で出発式 静岡県警高速隊、交通機動隊
交通量が増加するゴールデンウイーク期間中の重大事故の防止に向け、静岡県警高速隊と交通機動隊は27日から5月6日までの10日間、県内高速道路などでの取り締まりやパトロールを強化する。26日、静岡市駿河区の東名高速道静岡インターチェンジ(IC)付近で出発式を行った。 加藤悟交通部長が両隊員約30人を前に「白バイ、パトカーの機動力を生かした指導取り締まりやレッドパトロールにより、一人でも多くの交通安全意識を醸成してほしい」と訓示した。高速隊の松本尚久隊長の号令で両隊員は、パトカーや白バイで事前パトロールに向かった。 高速隊によると、高速道路で発生した人身事故件数は25日現在で71件(前年同期比19
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富士山3県道 冬期閉鎖解除 5合目まで ハイキング、まぼろしの滝へ
静岡県は26日、富士山5合目に通じる県道3ルート(富士宮口、御殿場口、須走口)の冬季閉鎖を一斉解除した。5合目以上の登山道は積雪で危険なため、冬季閉鎖を継続する。 解除されたのは富士宮口の富士山スカイライン(全長13キロ)、御殿場口の富士公園太郎坊線(同1・7キロ)、須走口のふじあざみライン(同11・5キロ)。富士山スカイラインは夜間に路面凍結の恐れがあり、当面は午後5時から翌日午前8時まで通行止めとする。 須走口5合目は例年、解除後に富士山の側火山「小富士」へのハイキングや初夏限定の光景「まぼろしの滝」などを楽しみに観光客が集う。小山町須走のふじあざみライン入り口では同日午前11時ごろ、5
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新会長に山田氏 静岡県高文連
静岡県高校文化連盟はこのほど、静岡市内で理事会と評議員会を開き、新会長に山田正訓清水南高校長を選出した。 山田会長は「生徒数の減少のほか、部活動のあり方や教員の働き方の再考、物価高など課題が多いが、一つ一つ丁寧に対応する」と抱負を述べた。高校生に対しては「文化芸術活動を究めることは決して平たんな道ではないが、自分で決めたことを冒険心や探究心を持って進めてほしい」と話した。 副会長には鈴木康之沼津西高校長と森谷幹子駿河総合高校長、鈴木雅道横須賀高校長、戸田雪子藤枝順心高校長を選んだ。
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⚾春季高校野球静岡県大会 27日に3回戦8試合
第71回春季高校野球県大会第3日は27日、草薙、あしたか、磐田の3球場で3回戦8試合を行う。知徳-東海大翔洋、飛龍-藤枝明誠などの好カードが予定されている。 知徳の小船は2回戦で県内高校生最速タイの152キロを記録し完封。東海大翔洋の入江も常葉大菊川打線を完封していて、投手戦が予想される。飛龍は小曲、関根の継投で昨秋4強の聖隷クリストファーを完封。藤枝明誠は初戦9得点と好調な打線で対抗する。 浜松商-浜松開誠館の浜松勢対決や、ともに初戦をコールドで勝ち上がった掛川西-加藤学園、赤堀監督の初陣をコールドで飾った磐田東と伝統校・静岡の対戦も注目される。46年ぶりに夏のシード権を獲得した川根は日大
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川野(御殿場南高出)がパリ五輪内定 競歩男女混合リレー
日本陸連は26日、パリ五輪の競歩日本代表を発表し、川野将虎(旭化成、御殿場南高出)が男女混合リレーの代表に内定した。男子50㌔で6位入賞した東京五輪に続く2大会連続の出場となる。2月の日本選手権20㌔競歩男子で優勝し、すでに代表に内定していた池田向希(旭化成、浜松日体高出)も正式に発表された。
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きょうの富士山 4月26日午後2時10分ごろ
霞がかったような曇り空の中、富士山が見えました。
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子どもが「放課後児童クラブ」に入れなかった人はどうしているの?【NEXT特捜隊】
小学校の授業が終わった後、親が仕事を終えるまで子どもを預かる「放課後児童クラブ」(学童保育)。読者から寄せられた疑問を調べる静岡新聞社「NEXT特捜隊」に、静岡市清水区の40代女性会社員から「2年生の娘が児童クラブを利用していますが、4年生になると入れなくなると聞き、心配です。入れなかった人はどう乗り切っているのでしょうか」と質問が届いた。ウェブアンケートを実施したところ、入所できなかった時の対応やクラブ運営への要望などが寄せられた。(生活報道部・伊藤さくら) 12~15日に行ったアンケートには、静岡県内を中心に72人が回答した。「放課後児童クラブの入所や継続を希望したにもかかわらず、希望
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デジタル茶況(4月26日)雨後で値押し目立つ展開
静岡茶市場と静岡市中の県産一茶は産地の顔ぶれがほぼ出そろった。降雨による小休止をはさんだため、買い手は芽伸びを指摘して値押しを続ける展開が目立った。買い気も鈍く、特に大口の荷は手合わせまでに時間を要した。 早場所は2000円前後の取引が中心で、相場は全体として軟調に推移。初荷で2000円を割り込む工場も散見された。生産者からは「この安さではとても続けられない。今期でやめる農家もどんどん出てくるだろう」との声が続出している。市中あっせん業者は「末端で売れていないのか、買いの本数が少ない。下の荷は買いたたかれてしまう」と話す。 藤枝 JA大井川藤枝工場は4工場から9口1053キロが上場した。40
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メンダコもなか 飲み物に“ぷかり” 沼津港の新土産発売
深海生物が題材のスイーツを販売するしーらかんすCafe(沼津市千本港町)はこのほど、沼津港の新土産「メンダコぷかりん」を発売した。ココア、抹茶ラテ、コーンスープ味の3種の粉末が入ったメンダコ型もなかを、飲み物に浮かべて楽しめる。 きっかけは2022年に発売した「めんだこプリンアラモード」のヒット。ひれが揺れる様子のかわいらしさからSNSで話題を呼んだが、量産化が難しかった。より手軽に入手しやすいメンダコのお土産として開発した。 「ぷかりん」は、浮かべて飲むとメンダコが顔に近づくのが特徴。矢島伸浩社長(61)は「展示でなかなか見られないメンダコを、身近に感じてほしい」と話している。1個550円
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記者コラム「清流」 活気ある港を再び
西伊豆、松崎両町の港がにわかに活気づいている。駿河湾フェリーの入港トライアル実施や東海汽船の高速ジェット船の運航試験日程が発表されるなど、4月に港関連の話題が相次いだ。新たな交通手段による観光誘客の可能性に期待が高まっている。 西伊豆町の田子漁港では清水港(静岡市)と土肥港(伊豆市)を結ぶフェリーが入港。悪天候時の活用が検討されている。松崎町の松崎新港では6月、東京と同港を結ぶ高速船の直航便を試験運航する。2023年には松崎を出発し、伊豆大島(東京)を訪れるツアーを開催して盛況だった。 伊豆半島は交通の脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されている地域で、港の活用は災害時の移動や物資輸送の手段としても
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社説(4月26日)自民規正法改正案 あまりに危機感が薄い
政権を失うかもしれないという危機感が、この期に及んでまだ薄いのだろう。 自民党が派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けてまとめた政治資金規正法改正の独自案を見る限り、そう受け止めざるを得ない。事件によって国民の政治に対する信頼を大きく失墜した責任を自覚し、次期衆院選で下野する可能性があるという認識があるなら、率先して政治改革を断行する姿勢を示そうとするはずだ。 ところが、自民案は国会議員の監督責任や政治資金の透明化を巡る改正に、十分踏み込んでいない。そこからうかがえるのは、小幅な修正にとどめて抜本改正を先送りし、批判をやり過ごそうとする後ろ向きな姿勢だ。これでは、相手が長らく&ldqu
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記者コラム「清流」 石のロマン
浜松市天竜区の天竜川で、礫岩(れきがん)が地下深くで変成作用を受けてできた「礫岩片岩」が見つかった。高圧の環境で引き伸ばされたそれぞれの石の形を解析することで、過去にどんな変形を受けたか推測できるため、学術的な価値が極めて高いという。 天竜川流域を含む地質帯「三波川帯」で見つかる変成岩は、海洋プレート上の堆積物が大陸プレートの下に沈み込む過程で陸側に付け加わった岩石が、中生代に沈み込み帯の深部で高い圧力を受け、後に地表に露出したと考えられている。 つまり、今回見つかった礫岩片岩は“恐竜が存在していた時代に、プレート境界付近の圧力を経験した”ことになる。一見すると河原に
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記者コラム「清流」 自然資料保管の意味
川根本町の資料館やまびこに「ヒダサンショウウオ」として展示されていた標本が先日、より希少な「アカイシサンショウウオ」だったことが判明した。外見上では判別が難しい両種だが、同館を訪れた専門家が微妙な違和感を抱いたことがきっかけで、半世紀近い“勘違い”が解消された。 違いを見抜いた専門家の鑑識眼はもちろん、長年適切な保管を続けてきた職員の努力にも称賛を送りたい。定期的に保存液を交換するなど、同館に保管されている動植物の標本約1万7000点の劣化を防いできた。 どんな資料であれ、残していくことそのものに意味があることを示す好例だ。希少種だから保管するのではなく、未来の新種発
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静岡人インタビュー「この人」 静岡地検次席検事に就任した 小長光健史さん (静岡市葵区)
2000年に検事任官。東京地検を皮切りに神戸、岡山地検や最高検などで勤務した。東京地検刑事部副部長を経て1日付で着任。県内での勤務は初めて。福岡市出身。52歳。 ―抱負を。 「風通しの良い職場環境をつくっていきたい。職員と話をする中で、例えば『もう少し効率化できるのでは』という案件も出てくるだろう。一つ一つ対応していくことで、職員の意識も変わると思う。関係機関については警察だけでなく、裁判所や弁護士会とも相互理解が重要。コミュニケーションを大事にしていきたい」 ―静岡の印象は。 「過去に静岡に勤務した同僚からは本当に仕事がやりやすく、温暖で穏やかなところだと聞いている。おいしい食べ物も多い。
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大自在(4月26日)板書とノート
高校の学校評議員を務めていて、授業の様子を時々見させてもらっている。生徒一人一人がタブレットを使った学びの場に立ち会って実感するのは、教科にもよるが、教員の板書と生徒のノートへの書き写しの機会が少ないことだ。 教育現場に浸透するデジタル活用の授業では、当然の傾向だろう。だが、筆者が高校生の時を振り返ると、黒板とチョークの授業は教員の個性がよく表れていて、授業の魅力にもなっていた。ノートを取ることは、それこそ命綱で自分なりに工夫していたように思う。 学校側に感想を伝えると、教員にとっては生徒に背中を向ける板書が減り、反応などがよく分かるようになったとのこと。映像授業は同じ教科の教員がチームで教
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コラム窓辺 おせっかいは おせっかいをつなぐ(久保田香里/静岡理工科大法人本部広報部長)
私の祖父のあだ名は「仏の直さん」。公園の花壇を年中お世話し、車にひかれてしまった野良猫を葬る人でした。飲食店と駄菓子屋を営む祖母はまさに肝っ玉母さんで面倒見が良く、そんな夫婦は何組もの仲人を引き受けるため、お正月にあいさつに来る家族連れが年々増えていく家でした。 そんなDNAを引き継いだ私の昔からの持論は「おせっかいは、おせっかいをつなぐ」。よく相談ごとが持ち込まれ、その都度自分の知識とネットワークをフル回転して少しでもお役に立てることを考えるわけですが、逆に「面白い人と知り合ったから今度紹介するよ」と連絡をくださる知人もいます。そしてそこでいただいたご縁を、また次に紹介すべき方へつないだり
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【時の人】静岡県副知事に就任した 増井浩二さん
19日付で副知事に就任した。県職員退職後の2019年から県公立大学法人理事兼事務局長などを務め、約5年ぶりに県庁に復帰した。知事交代という県の転換期に重責を担う巡り合わせに「県の業務に支障のないよう全力を注ぐ」と意気込み、空白期間の危機管理に特に注意を払う。 川勝平太知事からの就任要請に「驚いたが、求められたのであればやる」と引き受けた。副知事の仕事を「知事の考えをかみ砕き、職員の気持ちに寄り添いながら、具体的な形で橋渡しをする役割」と捉える。「各分野の際(きわ)に、取り残された課題や本当の仕事がある」と部局の垣根を越えたプロジェクトの調整役を担う覚悟だ。県議や部局長へのあいさつでは「県政の
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⚾広島・二俣(磐田東高出)がプロ1号 若コイ躍動も逆転負け
◇4回戦=広島3勝1敗(18時、神宮、23468人)広島112202000―8060001011x―9ヤクルト[勝]石山8試合1勝1S[敗]栗林10試合1敗5S[本]二俣1号①(高橋奎)オスナ5号④(ハッチ)菊池1号②(高橋奎)サンタナ2号①(栗林)▽三塁打 黒原▽二塁打 長岡2、村上、塩見▽盗塁 岩田(2)▽暴投 高橋奎、中崎▽与死球 ハッチ(中村)、高橋奎(上本)▽試合時間 3時間56分 【評】ヤクルトがサヨナラ勝ちで連敗を3で止めた。1点を追う八回に代打川端の左前打で追い付き、九回にサンタナがソロを放って試合を決めた。広島は劣勢から追い付き、一時2点を勝ち越したが逃げ切れず、連勝は4で止
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人工ぼうこう、肛門造設 オストメイトに理解を 静岡県内で入浴・プール利用拒否相次ぐ
がんなどの手術で腹部に人工ぼうこうや人工肛門(ストーマ)を造設した「オストメイト」から、入浴施設やプールの利用を拒否されたという事例が、当事者団体の日本オストミー協会県支部に相次いで寄せられている。同支部は「差別に当たる」として、各施設が利用を拒まないよう呼びかけを強める。 県支部会員の大石茂樹さん(68)=藤枝市=は一昨年、がんが見つかったぼうこうを全摘出し、ストーマを設けた。昨年、大学時代の友人たちが愛知県内への旅行を計画した際、「皆で風呂を楽しもう」と温浴施設に着衣入浴の事前許可を得てくれた。大石さんは気後れもあったが背中を押され、紺色の半ズボン状の専用入浴着を購入した。だが、当日、湯
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密輸防止や情報提供へ呼びかけ 清水税関支署
名古屋税関清水税関支署は違法薬物などの取り締まり強化期間初日の25日、JR清水駅で街頭キャンペーンを実施した。取り締まり強化期間は5月12日まで。 同支署職員と名古屋通関業会清水支部の計約30人のほか、税関のイメージキャラクター「カスタム君」が参加した。参加者は「許しません 白い粉」などと書かれたたすきをかけて、駅利用者にチラシと啓発品を配りながら、密輸防止や情報提供への協力を呼びかけた。 昨年の名古屋税関管内における大麻の押収量は前年比約2・7倍に増加。全国の税関が摘発した不正薬物は2トンを超え、過去2番目の量となるなど、深刻な状況となっている。
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御前崎市議会 改選後初の臨時会議長に渥美氏、副議長に植田氏 それぞれ選出
御前崎市議会(定数13)は25日、改選後初の臨時会で正副議長選を行い、議長に渥美昌裕氏(71)=無所属=、副議長に植田浩之氏(63)=無所属=をそれぞれ選出した。 議長選の獲得票数は渥美氏が9票、植田氏は4票だった。 渥美昌裕(あつみ・まさひろ)元市社会教育委員、旧浜岡町消防団分団長。3期。新野 植田浩之(うえた・ひろゆき)比木簡易郵便局長、元JR東海社員。3期。比木
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黄金に輝く“幻の茶”「きら香」 袋井で初摘み 生育順調
一番茶のみ白い新芽を伸ばす希少品種で、「幻の茶」と言われる白葉茶「きら香」の初摘みが25日、袋井市岡崎の竹内清美さん(76)の茶園で行われた。黄金色に輝く生葉約200キロを刈り取った。 きら香は1989年に竹内さんが発見したやぶきたの突然変異種で、アミノ酸が豊富で苦みが少なく、濃厚な甘みやうまみが特徴。挿し木を繰り返して少しずつ生産量を増やし、2006年に品種登録された。現在は市内の計約3千平方メートルの茶園でのみ栽培されている。 竹内さんによると、生育は順調。「近年の中で特に質が高い。ぜひ味わってほしい」と話した。40~50度の少なめの湯で入れのがお勧めという。
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「映え写真」で三島の魅力発信 美容専門生、学んだ技術生かす インスタコンテスト
三島市の県東部総合美容専門学校は25日、インスタコンテストを市内で開いた。美容師の卵たちがこれまで学んだヘアメークやメークの技術を生かしてモデルとなり、三島の魅力を発信した。 学生は12組に分かれ、三嶋大社や楽寿園、お気に入りの飲食店などを散策。学生目線でおすすめスポットを交流サイト(SNS)「インスタグラム」に投稿した。2年の上村華女さんがリーダーを務めた9人のグループは春をテーマに明るい服装でまちに繰り出した。三嶋大社では売店のアイスや参拝の様子を写真に収め、上村さんは「三島の楽しい所を映え写真で見せたい」と意気込んだ。 コンテストは新入生との親睦を深めながら、三島の魅力を見つけ発信する
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ゴルフ日欧トップ選手 繊細な技披露 御殿場でDPワールドツアー
男子ゴルフDPワールドツアー(欧州ツアー)「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」(静岡新聞社・静岡放送後援)が25日、御殿場市の太平洋クラブ御殿場コースで開幕した。国内外から観客が詰めかけ、欧州と日本のトッププロら156人の巧みなプレーを楽しんでいる。28日まで。 初日は濃霧による視界不良により、2時間50分遅れで開始。昨年の国内ツアー賞金王の中島啓太選手や米PGAツアーを制したマチュー・パボン選手(フランス)らが出場し、繊細なクラブさばきを披露した。 大会は来場者サービスも目玉の一つ。コース入り口のギャラリープラザに恐竜のロボットが集結し、親子連れの目を引いている
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静岡市議会 議長に大村氏(自民)選出 副議長は井上氏(公明)
静岡市議会は25日、臨時会で正副議長選を行い、議長に最大会派自民党市議団の大村一雄氏(75)=清水区=を選出した。副議長には、自民と協力関係にある公明党市議会の井上智仁氏(54)=駿河区=を選んだ。公明市議の副議長選出は政令市移行後初。 自民の議席は過半数に満たないが、大村氏は公明や連合系会派の志政会などから支持を集め、46票中42票を獲得した。共産党市議団の内田隆典氏は4票。大村氏は「責任の重さを痛感している。皆さんと協力してしっかり議会運営していきたい」と抱負を述べた。 副議長選は井上氏が33票、創生静岡の白鳥実氏が13票だった。 自民が正副議長ポストを他会派と分け合うのは2022年以来
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【静岡県知事選】新人三つどもえ 共産・森氏出馬で構図固まる 投開票まで1カ月
知事選(5月9日告示、26日投開票)は投開票まで1カ月となり、新人による三つどもえの構図となることがほぼ固まった。既に立候補を表明している元副知事の大村慎一氏(60)=無所属=と前浜松市長の鈴木康友氏(66)=同=に加え、共産党県委員長の森大介氏(55)が25日、共産公認で出馬すると正式に表明した。与野党対決との見方もあり、解散総選挙を見据える中央政界からも注目される超短期決戦は、実質的な選挙戦に突入した。 大村、鈴木両氏はリニア中央新幹線整備事業と、浜松市の新野球場建設について推進の姿勢を示すが、森氏は反対を主張。大村、鈴木両氏が是非を明言していない中部電力浜岡原発の再稼働も森氏は反対した
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自民県連、結束強調も足並みに乱れ 支部代表者会議 党本部推薦不透明【静岡県知事選】
自民党静岡県連は25日、知事選(5月9日告示、26日投開票)に向けた支部代表者会議を静岡市葵区で開き、推薦を決めた元副知事の大村慎一氏(60)を招いて選挙態勢を確認した。県連幹部は結束を強調したが、前浜松市長の鈴木康友氏(66)を支援する支部への批判の声が上がり、足並みの乱れが露呈した。党本部に上申した大村氏の推薦の扱いも宙に浮いたままだ。 「自民党がこんな時だからこそ一致団結しなければならないのに、単独行動は許せない」 会議終盤、浜松市浜北支部の関係者が声を張り上げた。背景にあるのは、県連決定とは異なる方針を打ち出した市内の支部への強い反発だ。突然の意見表明に、執行部は「あとはわれわれに任
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南海トラフ地震の新被害想定「夏までの公表困難」 国の検討会、能登検証踏まえ防災対策
内閣府は25日、策定を進める南海トラフ巨大地震の新たな被害想定について、夏までに公表するのは困難との見通しを示した。当初は2023年度内の公表を予定していたが、能登半島地震を受けて策定作業を中断していた。政府の能登半島地震の検証作業が6月ごろまでかかるため、それを踏まえて、被害想定とセットで防災対策に盛り込む手続きがあるのが理由。 同日の「南海トラフ巨大地震モデル・被害想定手法検討会」(座長・平田直東京大名誉教授)の会合後、担当者が取材に対して明らかにした。 検討会は非公開で、昨年9月以来の開催。内閣府の担当者は「被害想定を算出する手法は了承された。現時点で被害想定と防災対策の公表のめどはた
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父親の死体を遺棄した疑い 富士署が男を逮捕
富士署は25日、死体遺棄の疑いで富士市の無職の男(52)を逮捕した。 逮捕容疑は4月中旬から下旬にかけて、市内の父親(82)宅で、父親の死体を遺棄した疑い。 同署によると、2人は同居していたとみられる。父親は4月中旬ごろ、身近な人物と会っていたことが確認されている。同署は男の刑事責任能力の有無を慎重に調べるとともに、死因や遺棄の経緯について捜査を進める。 現場は東名高速道富士インターチェンジから東へ約300メートルの住宅地。市消防本部などによると、24日午後4時20分ごろ、父親について市包括支援センター職員から安否確認を要請する119番があり、駆け付けた救急隊員が寝室で遺体を見つけた。
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共産・森氏、リニアや浜岡原発「反対」 大村、鈴木氏との違い強調【静岡県知事選】
静岡県知事選に立候補を表明した共産党県委員会委員長の森大介氏(55)は25日に県庁で開いた記者会見で、リニア中央新幹線建設や中部電力浜岡原発再稼働に反対の姿勢を強調した。先に出馬表明した元副知事の大村慎一氏(60)、前浜松市長の鈴木康友氏(66)とは異なる立場を明確にして選挙戦に挑む。 森氏はリニア建設と原発について「政策的には破綻している。そのまま続けると負の遺産になりかねない」と主張。リニア建設は推進し、浜岡原発は「住民の安全を最優先する」としている大村、鈴木の両氏に対し、「多くの県民が不安に思っている問題に正面から答えていない。その問題抜きに『オール静岡』は語れない」と批判した。 浜松
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スルガ銀行の損害賠償請求を棄却 創業家関連企業への融資 静岡地裁、寄付「合理的範囲」
創業家の関連企業(ファミリー企業)に対する不適切な融資が損失を招いたとして、スルガ銀行が岡野光喜元会長ら7人を相手取り、総額26億4400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、静岡地裁は25日、請求を棄却した。菊池絵理裁判長(異動のため平山馨裁判長代読)は、銀行側が「ファミリー企業への資金融通が真の目的」と指摘していた寄付について「合理的な範囲を超えない」と判断。寄付に関与した当時の経営陣の注意義務違反も認められないとして訴えを退けた。 被告は岡野元会長の他、元会長の実弟でもある故岡野喜之助元副社長の相続人や元取締役ら6人。スルガ銀行は2013~17年、岡野元会長が代表理事を務める美術館に、8
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スズキの23年度四輪世界生産326万台、1.7%増 半導体不足緩和、インドけん引
スズキが25日発表した2023年度の四輪車実績によると、海外と国内を合わせた世界生産は前年度比1・7%増の326万5203台と3年連続で増加した。半導体不足の緩和を背景に主力インドが3・2%増の198万3851台と2年連続で過去最高となり、国内は5年ぶりに100万台を超えた。世界販売も5・6%増の316万7908台と3年連続で前年度実績を上回った。 海外生産は0・1%減の225万3946台と微減。インドのほかハンガリーが9・8%増の15万6380台と伸びた一方、政府の輸入規制が響くパキスタンが73・9%減、タイが53・7%減と押し下げた。国内生産は部品調達制約が和らぎ6・0%増の101万12
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「億トレーダー」名乗りSNS投資詐欺 被告に懲役4年判決 静岡地裁浜松支部
交流サイト(SNS)上で「億トレーダーのビリー」と名乗り、投資運用名目で集めた資金をだまし取ったなどとして金融商品取引法違反と詐欺の罪に問われた奈良県生駒市、無職の被告(33)の判決公判で、静岡地裁浜松支部は25日、懲役4年(求刑懲役5年6月)を言い渡した。 岸田朋美裁判官は判決理由で、詐取金額が多額だった一方で、被害者への弁償額がわずか計6千円にとどまることに言及した。投資交流会「本気会」を立ち上げた上で、SNSのライブ配信などを駆使して会員たちに自身のことを「多大な資産と類いまれなる投資の才覚がある」と信じ込ませるなど、手慣れた手口で巧妙と指摘した。 被告が「現金を受け取った時点では投資
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軽乗用車でトラックに追突、軽傷ひき逃げ疑い 浜松東署、男を逮捕
浜松東署は25日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、浜松市中央区倉松町、会社役員の男(51)を逮捕した。 逮捕容疑は24日午後8時20分ごろ、同区の県道で軽乗用車を運転し、信号待ちをしていた袋井市の男性会社員(47)のトラックに追突して軽傷を負わせ、そのまま逃走した疑い。 同署によると、現場に落ちていた車の部品から、男の車両を特定した。
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アタミロープウェイのゴンドラ緊急停止 従業員ら13人、2時間宙づり状態
25日午前9時ごろ、熱海市の「アタミロープウェイ」で、従業員と清掃スタッフの男女13人を乗せたゴンドラ1基が緊急停止し、宙づり状態になった。13人は約2時間後に救助され、けが人はいなかった。熱海署は電気系統のトラブルとみて原因を調べている。 運行会社と同署によると、従業員ら13人は午前9時半の始発運行に先立ち、熱海港近くの山麓駅からゴンドラに乗り込み、熱海城前の山頂駅に向かっていた。山頂駅の手前で緊急停止したという。保守点検の業者が午前11時すぎにゴンドラを復旧させ、従業員らは山頂駅に降りた。 アタミロープウェイは長さ約300メートル、高低差約90メートルで、繁忙期は一日で延べ2
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沼津観光しながら「ふるさと納税」 飲食やレジャーが返礼品に、サービス料に応じてその場で寄付 全国初の取り組み
沼津市は25日、現地寄付型ふるさと納税システム「ふるさとGO」の運用を開始した。返礼品は地元ならではの飲食やレジャーなど現地で受けるサービス。チケット型でなく、その場のサービス料に応じて寄付額を算出するのは全国初という。同市のふるさと納税の寄付額は近年急増し、今回の新たな取り組みで充実を図る。 システムを取り入れる店は沼津港を中心とした八つの飲食店。一大観光地と連携することで、広くサービスをPRする。 導入初日の25日、沼津港内のすし屋「すし処 古川」には、システムを開発、運営する「マイウェイ」や事業に協力する関係者ら約15人が集まった。店舗にある専用QRコードを読み込み、サイトに飲食代を打
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中野浜松市長、特定候補の支援や支持明言せず 対立構造に懸念【静岡県知事選】
浜松市の中野祐介市長は25日の定例記者会見で、静岡県知事選(5月9日告示、26日投開票)が地域間や国政の対立構造としてクローズアップされることに懸念を示し、今後、特定候補の支援や支持について明言しない意向を表明した。 中野市長は人口減少など県全体で取り組む課題が山積しているとし「静岡県の状況に余裕はない。(地域間や国政の)対立を持ち込むと、県政が一丸となって進むときの足かせになる」と指摘。その上で「対立をあおることは望んでいないので、公式の場でどちらが良いとか、応援するとか言うのは控える」と述べた。 出馬表明している元副知事の大村慎一氏(60)と前浜松市長の鈴木康友氏(66)は総務省時代の先
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静岡県内JAグループ、大村氏推薦決める 「農業振興に熱い思い」【県知事選】
静岡県内10農協の組合長らで組織する県内JAグループの政治団体「県農政対策協議会」(委員長・鈴木政成JA静岡中央会長)は25日、静岡市で臨時会合を開き、知事選(5月9日告示、26日投開票)に出馬を表明している元副知事の大村慎一氏(60)の推薦を決めた。 会合には、ともに出馬を表明してJAグループに推薦を依頼していた大村氏と前浜松市長の鈴木康友氏(66)が出席し、それぞれ農業政策を訴えた。大村氏は「農林水産業の従事者は国の宝。皆さまの誇りを取り戻すために先頭に立ちたい」と強調。鈴木氏は先端技術を活用した農業の推進などの振興策を示した。 一部の委員から、大村氏が副知事時代に携わった、東日本大震災
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宮沢博行氏(比例東海)が議員辞職 衆院が許可、国会に姿見せず 女性問題報道
衆院は25日の本会議で、自民党を離党した宮沢博行氏(比例東海)の辞職を許可した。宮沢氏は自身の不祥事を理由に、23日に辞職願を提出していた。24日の「文春オンライン」で、妻子がありながら、別の女性と金銭援助を伴う同居をしていたなどと報じられた。 宮沢氏は25日、国会に姿を見せなかった。本会議で額賀福志郎議長が辞職許可を諮ると、野党側から「説明しろ」といったやじも飛んだ。辞職により、自民の2021年衆院選の比例名簿に基づいて森由起子氏が繰り上げ当選する公算。 宮沢氏は磐田市議などを経て12年に初当選し、4期目。党国防部会長、防衛政務官などを歴任した。安倍派に所属し、政治資金パーティー裏金事件で
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夜空に輝く“紫のシャワー” はままつフラワーパークで藤棚ライトアップ
浜名湖花博2024(実行委員会主催)を開催中のはままつフラワーパーク(浜松市中央区)で25日、藤棚のライトアップが始まった。咲き誇るフジの花が春の夜空に美しく浮かび上がり、来場者を魅了している。 満開となったノダナガフジの棚は長さ約80メートルで、白色の発光ダイオード(LED)で優美に照らし出される。シロフジと八重藤の藤棚も見頃を迎え、甘い香りを漂わせている。初日は来場者がゆっくりと花の下を歩いたり、写真を撮影したりして、幻想的な花の世界を楽しむ姿が見られた。 夜間開園は5月5日まで行われ、藤棚のライトアップは見頃が終わり次第終了する。平日は午後8時、土日祝は午後8時半まで。