かつて浜松一大産地「ヘチマ知って」 環境負荷軽減 市民グループが普及へキックオフ会
環境に優しいとされ、かつて浜松市内で盛んに生産されていたというヘチマを知ってもらおうと市民グループ「浜松へちま・ミライ」が21日、普及プロジェクトのキックオフ会を中央区村櫛町の空調設備メーカーで開いた。
同グループによると、ヘチマをたわしとして使えばウレタン製たわしのようにプラスチックごみを出さずに済み、環境への負荷を減らせる。昭和40年代まで、浜松地域は全国有数の産地だったという。キックオフ会では五明三佳代表がこうした経緯を説明し、参加者に種などを配った。
今後は加工体験会や情報交換会などを予定している。