深海魚じっくり観察 沼津・戸田漁港でまつり、多くのファンでにぎわう
戸田観光協会主催の「戸田深海魚まつり」が14日、沼津市の戸田漁港で開かれ、多くの深海魚ファンらでにぎわった。
ヨロイザメやシギウナギ、アンコウなど地元漁師が水揚げしたさまざまな種類が並んだ。来場者はじっくりと観察し、気に入った深海魚を買った。
深海魚は観光資源としてだけでなく、研究材料としても貴重。東海大海洋学部3年で水族応用生態研究会の武居佳穂さんは「鮮度の良い物や、めったに出回らないものがある」と話し、カタホウネンエソなどを買った。
同協会の川合健次会長は「今後もいろいろなイベントを通し、漁業関係者の所得向上と海産物の周知につなげたい」と話した。