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自主避難所の運営方法確認 西伊豆で研修会 土砂崩れ、孤立想定

 西伊豆町社会福祉協議会と同町仁科の浮島地区の地域住民は4日、災害時に備え、民宿「大屋荘」で避難所運営研修会を行った。約50人が参加し、住民主体で開設する自主避難所の運営方法について学んだ。

災害対応アドバイザーの松山さんから避難所運営の説明を受ける住民ら=西伊豆町の民宿「大屋荘」
災害対応アドバイザーの松山さんから避難所運営の説明を受ける住民ら=西伊豆町の民宿「大屋荘」

 能登半島地震で被災した石川県珠洲市の支援を行う町災害対応アドバイザーの松山文紀さん(51)=静岡市清水区=を講師に招いた。夏の観光シーズンに地震が発生し、土砂崩れで同地区が孤立したことを想定。参加者は住民や観光客らの避難者情報を把握したり、物資の受け入れ手順を確認したりした。
 松山さんは「伊豆も能登と同様に主要道が少なく孤立の懸念があるなど人ごとではない。訓練を通じ、自ら何が必要なのか気付くのが重要」と話した。

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