あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

静岡市静岡、市の部5位 見せた粘り強さ、圏外から追い上げ入賞【市町対抗駅伝】

 静岡市内で2日に開催された県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)。中部勢は市の部で静岡市静岡が5位、藤枝市が9位に入った。町の部は吉田町が3位に食い込んだ。各チームとも粘り強い走りを見せ、コース沿いからは盛んな声援が送られた。

市の部5位に輝いた静岡市静岡のアンカー横馬選手=草薙陸上競技場
市の部5位に輝いた静岡市静岡のアンカー横馬選手=草薙陸上競技場


 静岡市静岡は中盤で上位入賞圏外だったが、区間賞や粘り強い走りで盛り返し、市の部5位に入った。松浦賢太朗監督(59)は「選手の病気やけがなどの困難があったが、壁を克服し、素晴らしい走りを見せてくれた」とたたえた。
 12人中8人が区間10位以内に入るなど、持ち前の総合力の強さを見せた。7区永嶋駿樹選手(15)=静岡安東中3年=が区間記録タイの抜群の走りでチームの上位入賞を確実にした。永嶋選手は「入りのタイムが予想より早かったが、上り坂で練習を重ねてきたので、落ち着いてペースを維持できた」と振り返った。
 松浦監督が「安定した走りで最後をきっちりまとめてくれた」と評価するのはアンカーの横馬誠選手(26)=セイエン商事=。8月に結婚した妻の岬さん(30)もランナーで、2年前に同大会に出場した。横馬選手は「身近な存在の応援が良い走りにつながった。また2人で駅伝に挑戦する機会があれば」と笑顔を見せた。
 (社会部・鈴木紫陽)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ