秋の味覚クリ 収穫が本格化 裾野市
秋の味覚クリの収穫が、裾野市深良の山口農園で本格化している。
![収穫期を迎えたクリ=裾野市深良](/news/images/n132/1315135/IP230911TAN900048000_0001_CDSP.jpg)
同園では約5千平方メートルの敷地に270本ほどのクリの木を栽培している。国見や紫峰、利平などの種類を扱い、一日で20~30キロのクリを収穫する。園主の勝又俊博さん(75)によると、今年は夏の暑さと雨の少なさの影響で熟すのが遅く、収穫は10月中旬まで続く見込み。9月中旬ごろからは、同市などの福祉事業所の働き手とも協力して盛期を乗り切る。
勝又さんは「渋皮煮やくりご飯がおすすめ。甘くてホクホクした食感を楽しんでほしい」と話した。同市のファーマーズマーケットなどで販売している。