マンホールトイレ設置訓練 災害時の手順確認 新津小で自主連絡会
浜松市南区の新津地区自主防災隊連絡会はこのほど、災害用マンホールトイレ設置訓練を同区の新津小で開いた。昨年、トイレ用のマンホールが同校に設置されたことを受け、災害時に迅速に活用しようと、地元自治会長ら約２０人が参加した。
参加者は南区役所職員の指導で、水洗トイレの便器と手動ポンプの設置手順を確認した。マンホールを専用工具で開け、陶器製の便器を設置し、器具でしっかりと固定。その後、手動ポンプを便器の左横に置き、ホースで連結させてポンプのレバーを数回上下させると水が勢いよく流れた。
同連絡会の宇野雅彦会長（６８）は「災害時にはみんなで協力して少しでも早くトイレを設置することで迅速な避難所運営につながれば」と話した。
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