清水区橋桁落下 「再発防止図る」 国交相 原因究明と強調
静岡市清水区尾羽の国道1号静清バイパス「清水立体」工事現場で橋桁が落下し、8人が死傷した事故を受け、斉藤鉄夫国土交通相は11日の閣議後記者会見で「事故を重く受け止め、同様の事故が起きないよう原因究明と再発防止を図る」と述べた。
斉藤氏は同日の事故調査委員会の初会合を念頭に、「事故原因については調査結果を待ちたい。有識者から指導、助言を頂きながら原因究明や再発防止策の検討を進める」とした。
事故は6日未明に発生した。橋桁を橋脚に設置する作業中に橋桁が落下し、巻き込まれた作業員2人が死亡、作業員と警備員6人が重軽傷を負った。
(東京支社・中村綾子)