「長泉白ねぎ」順調に生育 JAふじ伊豆なんすん、目ぞろい会
JAふじ伊豆なんすん地区本部(沼津市)は10日、「長泉白ねぎ」の目ぞろい会を長泉町の特産センターで開いた。黒ボクの豊かな土壌が広がる同町の特産で、収穫は年末年始にかけてピークを迎える。
生産者22人が合わせて約3万3600平方メートルで栽培する。今年は夏の降水量が多かったものの、9月以降は安定した天候が続き、順調に生育しているという。軟白部30センチ以上を中心サイズとし、長さをそろえるなどの出荷規格を確認した。
長泉白ねぎ部会副部会長の下山孝行さん(62)は「熱を加えると、甘さがさらに増す。これからの季節は鍋や焼きネギに最適」と話した。
長泉白ねぎは下部の柔らかくて白い部分が長く、凝縮された香りと甘み、しゃきしゃきとした食感が特徴。来年3月まで、県東部の市場に出荷する。