富士見高、台湾生徒と画面越し交流 趣味や流行の会話弾む
富士市の富士見高は26日、台湾の高校生とのオンライン交流を始めた。生徒たちは月に1度の頻度で対話を重ねて双方の理解を深め、国際感覚を養う。
県などの紹介で、台湾南部にある高雄市の「中山工商職業学校」とつながった。両国の生徒は、日本語と英語で会話に使う言語ごとに部屋を分け、会話を楽しむ。来年6月まで10回ほど実施する。
初回の同日は、富士見高2年生62人と中山工商校2、3年生72人が各五つほどのグループを作って画面に向かい、自己紹介した。趣味や自国の流行を説明し、学校での過ごし方などを聞き合った。
稲木萌華さん(16)は「台湾の生徒は日本のアニメや漫画がすごく好きだった。日本の歴史が詰まった作品を薦めてみたい」と話した。