“日本の食卓” 一汁一菜 島田で外国人向け教室
島田市国際交流協会はこのほど、市内在住の外国人向けの日本料理教室を同市内で初開催した。ネパール、スリランカ出身の20人が参加し、一汁一菜をテーマにした献立を完成させた。
参加したのはANS日本語学院(同市金谷栄町)の学生で、サバのみそ煮、サツマイモ煮、ご飯、地元野菜をふんだんに入れたみそ汁「島田汁」、島田の抹茶を使ったくず流しの5品に挑戦した。市健康づくり課の栄養士山田佐登子さんと市健康づくり食生活推進協議会のメンバーが講師を務め、調理法やだしの使い方、食前食後のあいさつなどを解説しながら学生と一緒に調理した。
完成した料理は盛りつけた後、各自で持ち帰った。ラミサネ・ススミタさん(21)は「どの料理も初めてで食べるのが楽しみ」と話した。