2010年2月 6日 00:00
新井旅館 伊豆市修善寺
今回は、修善寺温泉の老舗旅館、新井旅館にお邪魔しました。
こちらは、明治5年創業の由緒ある旅館です。
七代目の女将さんに館内を案内していただきました。

旅館に一歩はいると、そこは歴史が積み重ねてきた
趣のある空間が広がっていました。
中庭を囲むように建ち並ぶ建物は、国の登録文化財なんです!!

その中でも人気のお部屋の一つに案内していただきました。
対岸から見ると分かりますが、この建物は池の上に建っているんです。

こちらの“桐の棟”は大正5年に建てられた建物で、
窓ガラス一つとっても昔の職人さんの芸術が
ぎゅっとつまった作品になっています。
木の廊下のきしむ音や、窓の鍵など、すべてのものが
懐かしさと温かさに包まれています。
この建築物を見たくて、宿泊するお客様もいるそうですよ。

真下の池を眺めていると、昔にタイムスリップしたような空気に包まれて、
また、この時期の日の光が優しく射してきて、本当に癒されます。

フロントの横には中庭を眺めながら休憩できるスペースもあります。
国の登録文化財である新井旅館の館内を案内してもらう
『文化財ガイド』(500円・10時と15時の2回)もあるので、
宿泊しながら文化に触れてみるのもいいですね。
パート②へ/radio/program/east/corner/4/20100206092247.htm
