静岡市内の百貨店などで拾った財布やポイントカードを持ち去ったほか、財布に入っていたクレジットカードを不正に利用した疑いで無職の62歳の女が逮捕されました。
遺失物横領と詐欺の疑いで逮捕されたのは、静岡市清水区草薙に住む無職の女（62）です。
警察によりますと、女は2022年1月30日に静岡市葵区の百貨店で会社員の男性（35）が落とした現金2000円とクレジットカードなどが入った財布を持ち去り、届け出ずに横領した疑いがもたれています。さらに女は持ち去ったクレジットカードを不正に使用して、清水区のコンビニエンスストアで食料品など42点、約1万2000円分をだまし取った詐欺容疑でも逮捕されました。
また、2022年2月3日にも、葵区のショッピングセンターでアルバイトの女性（57）が落としたポイントカードを持ち去り、横領した疑いももたれています。
被害者が落とした財布やポイントカードがないことに気が付き、警察に届け出たことから事件が発覚。カード会社への問い合わせや防犯カメラの映像などから女の犯行であることが浮上し、捜査を進めた結果、約2年半後の2024年8月14日の逮捕に至りました。
警察は容疑の認否については明らかにしていません。
警察は犯行の動機や他にもカードを不正に使用した可能性について、詳しく調べています。
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