"旅行に行く場合は避難先を確認"企業は通常業務続けながら冷静に対応 連絡手段や備蓄を点検=静岡県

臨時情報の発表を受けて静岡県内の各企業も対応に追われました。通常通りの業務を続けながら大地震の発生に備えています。

自動車メーカーのスズキはすべての社員に向けて連絡手段や備蓄の確認などをうながすメールを送信したということです。

二輪車などを手掛けるヤマハ発動機は日高祥博社長をトップとする災害対策本部を設置。今後、大きな地震が起きた場合、すぐに対応できる体制を準備しています。

楽器メーカーのヤマハは全社員に対し、8月10日からの夏休みに旅行に行く場合は避難先を確認するなどの対応を取るよう呼びかけました。

いずれの会社も8月9日は通常通りの業務を続けているということです。

中部電力は災害への予防に努めるため「地震待機体制」を取っています。浜岡原発では手引きに従って予防措置として設備の見回りや重油タンクなどの危険物施設の点検、作業途中の工事で危険がないかなど確認を行っているということです。

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