浜名が2−1で藤枝東に“リベンジ” DF小島一輝のロングシュートが決勝点に!<静岡県高校サッカー新人戦・準決勝>
サッカーの静岡県高校新人大会の準決勝は1月27日、愛鷹広域公園多目的競技場で準決勝が行われ、第2試合は浜名が2−1で藤枝東を退け、2年連続の決勝進出を決めた。
浜名は前半13分、FW津田廉大(浜名ジュニアユース出身)からつながれたボールをMF鈴木士道(ジュビロSS磐田出身)が右足で蹴り込んで先制した。
前半終了間際に追いつかれたが、後半8分、DF小島一輝(ジュビロSS浜松出身)のロングシュートで勝ち越し。その後は藤枝東のサイドアタックに苦しんだが、最終ラインが体を張って死守した。
藤枝東は1点を追う前半終了間際にコーナーキックをMF村上樹(セレッソ大阪U-15出身)が頭で流し込んで追いついたが、2点目が遠かった。
後半25分にエース湯山大輔(清水ジュニアユース出身)が技ありのターンからシュートを放ったが、ポスト直撃。終盤も波状攻撃を仕掛けたが、浜名の粘り強い守備を突き崩せなかった。
<浜名 内藤康貴監督>
2点目はラッキーなゴール。日頃の行いも含めて、良くなっているのかなと思う(笑)。藤枝東はワイドにポジションを取ることは分かっていたので、自分たちはそのすき間にポジションを取って攻略していく狙いだったが、後半は受け身に回ってしまった。
守備の時間が長くなってしまったが、プリンスリーグで戦うチームの強度を体感できたのはよかった。藤枝東には全国選手権県大会で3年連続で負けているが、近づいてはいると思っていた。OBたちの借りを返せてよかった。
<浜名 MF野沢康佑主将>
ボールをもたれるシーンが多くて主導権を握られてきつかったけど、ラッキーゴールで勝てて良かった。まだチームとしてパスの本数が少ないし、まだチームの色を出せてない。自分たちのサッカーを出していかないといけない。個人的にはボールタッチも少なかったし、もっと決定的な仕事をしなければと思う。
<藤枝東 鷲巣延圭監督>
バイタルエリアまではいい形でボールを運べていたので、最後のアタッキングサードで精度の高さやダイナミックさが出てくるといい。もう少しゴール前のアイデアが出てくると、相手も怖いのだが…。相手が構えているところにボールを差し込んでいくだけになっている。
強いチームはどんな状況でも点を取る。課題が見つかったのは良かった。こういう試合で勝ちきれるチームにならないと、全国でも勝てない。
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