架空の空調整備工事を発注し230万円だまし取ったか 自称コンサルタント業の男ら3人逮捕 被害額は1億7,300万円か=静岡県警

架空の空調設備工事を発注し、ザ・トーカイ(本社・静岡市)から現金230万円をだまし取ったとして、元社員の男ら3人が逮捕されました。3人は計1億7,300万円をだまし取った疑いがあり、警察は余罪もあるとみて、捜査を進める方針です。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、静岡県藤枝市岡部町のザ・トーカイ元社員で自称コンサルタント業の男(44)とその妻(41)、焼津市下小田中町の建設業の男(58)の3人です。


警察によりますと、3人は2019年1月中旬から2月下旬の間、ザ・トーカイが受注した空調設備の工事で、請負会社を選定する権限を持っていた自称コンサルタント業の男が、建設業の男の会社に架空の発注をすることで、工事代金230万円をだまし取った疑いがもたれています。

建設業の男が受け取った代金の半分以上は、自称コンサルタント業の男の妻に渡されていたと見られています。

ザ・トーカイの社内調査では、自称コンサルタント業の男らにあわせて1億7,300万円がだまし取られたとしていて、警察は余罪について捜査を進める方針です。

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