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先発8人入れ替え 控え組、体張る J2リーグ第16節・磐田

 磐田は2試合連続ドローに終わった。前半8分と早い時間に東京Vに先制されたが、3分後にMFルリーニャのゴールですかさず追い付き、前半44分にFWルキアンの個人技で勝ち越した。だが、後半27分にCKから追い付かれた。

磐田―東京V 前半、ボールを奪い合う磐田の大武(中央左)と東京Vの大久保(中央右)=ヤマハスタジアム
磐田―東京V 前半、ボールを奪い合う磐田の大武(中央左)と東京Vの大久保(中央右)=ヤマハスタジアム

 後半に東京Vに攻め込まれたことを踏まえれば、引き分けは最低限の結果。昇格を争う上位陣が足踏みしたのは救いだった。ルキアンは「前節は勝てたが、きょうは相手のパス回しが速かったので仕方ない」と話した。
 前節8月30日の群馬戦から中2日。次節5日に新潟戦を控え、群馬戦から先発8人を入れ替えた。横浜Mから期限付き移籍後初出場のDF山本義と、14試合ぶりに出場したDF大武が3バックを統率し体を張った。11試合ぶりのMF藤川は1点目をアシスト。8試合ぶりのGK八田とDF船木も持ち味を発揮し、控え組がはい上がるために与えられたチャンスを生かした。山本義は「山田選手がミスをみんなでカバーしようと言ってくれて気持ちが楽になったが、個人的には結果が欲しかった」と悔しがった。
 2位北九州との勝ち点差11を縮めるには、選手層の厚みと一体感が重要になる。勝ち点1を前向きに捉えて今後に臨みたい。

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