静岡市にJRとの協定一時停止要望 市民団体【大井川とリニア】
静岡市の市民団体「南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡」は8日、市とJR東海が締結している県道南アルプス公園線のトンネル建設に関する協定の一時停止などを求める要望を市に行った。
同団体は7月16日の国の有識者会議でJR東海が示した、掘削完了から20年後にトンネル周辺の地下水位が300メートル以上低下するとした予測を問題視。新たな問題が浮上する中、JR東海との協定の履行を一時停止するよう市に求めた。また、この問題について、環境省が追加調査を行うよう市から求めることも要望した。市は殿岡智環境局長が応じた。