華やか神輿行列 練り歩き 小山・冨士浅間神社で例大祭
世界遺産富士山の構成資産である小山町須走の冨士浅間神社の例大祭が5日、同神社で開かれた。神社の門前にある通称・須走本通りを神輿(みこし)行列が練り歩き、地区の発展や住民の健康などを祈願した。
陸上自衛隊富士学校音楽隊のにぎやかな音色がパレードの開幕を告げた。先頭の塩まき役が「豊年だ豊年だ」と声を上げながら塩をまき、氏子らが引くきらびやかな神輿が続いた。須走中の生徒と町内の若者らもそれぞれ、富士山をかたどった「富士山神輿」を担いで勇壮に練り歩き、自然の恵みに感謝した。200人以上の大行列で須走本通りは活気にあふれた。
夜には祈願花火も打ち上げられた。