トイレカーを穴水町に派遣 磐田市 能登半島地震
能登半島地震の被災地を支援するため磐田市は9日、トラック型の防災用トイレカー1台を石川県穴水町に派遣した。
![トイレカーなどに分乗し、石川県穴水町に向かう職員を激励する草地磐田市長(手前)=市役所](/news/images/n139/1389882/IP240109TAN900086000_O.jpg)
トイレカーは、水洗式のトイレや汚水タンクなどを備えた準中型トラック。男女別で計六つの便器を備え、人工肛門・人工ぼうこうを利用するオストメイトにも対応する。約千回使用でき、通常の仮設トイレ7台分に相当するという。
市職員4人がトイレカーなどに分乗し、被災地に向けて出発した。草地博昭磐田市長は「すでに派遣した消防の報告から、トイレに関する心配や不安の声が尽きないと聞いた。被災者の力となれるよう支援をお願いしたい」と呼びかけた。