特産品「四ツ溝柿」の収穫最盛期 援農ボランティアらと収穫 長泉
長泉町の特産品で、愛鷹山麓が原産といわれる「四ツ溝柿」の収穫が最盛期を迎えている。
![収穫の最盛期を迎えた四ツ溝柿=長泉町](/news/images/n136/1352646/IP231108TAN900054000_0001_CDSP.jpg)
下山柿園(同町)では8日、繁忙期の農作業を手伝う援農ボランティアらも加わって収穫作業に励んだ。鮮やかなオレンジ色に染まり、表面がつるつるとしたきれいな柿を次々と切り取った。
同園の下山実さん(43)は「夏の厳しい暑さの影響を受けたが、味はしっかりしている。柿の中で一番おいしいと思う。ぜひ食べてほしい」と話した。収穫は11月末まで続く見込み。
四ツ溝柿は先がとがったハート形で、四方に浅い溝が入っている。柔らかい食感とまろやかな甘みが特徴。高級品として、贈答用にも人気を集めている。